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2026年5月 6日 (水)

【知的財産権】 はじめての知財法務

 弁護士知財ネットが編集している今年の1月に出版された「はじめての知財法務」を購入しました。

 知財を渦中押した企業担当者・知財初学者の必携書と説明のとおり、回答も1頁から2頁程度にとどめる等されており、コンパクトで読みやすいと感じました。

 弁護士知財ネットは昨年で創立20周年を迎えました。

 弁護士知財ネットが産まれたころ、田舎弁護士も法務研究財団の知財研修を受けに、東京や大阪の会場まで訪ねて講義を受けにいっており(始発の飛行機に乗り、最終便の飛行機で帰るというスケジュールでした。)、その縁で、当時創立されたばかりの知財ネットの四国地方を代表して理事に就任したことがあります。しばらくは、勤務弁護士に弁理士の資格をとってもらい商標の登録等もしておりました。ただ、知財の相談は年に数件程なく、そのころはちょうど過払い金バブルのころでもあったことや、複数の損保会社から依頼を受けた交通事故事案が急増していたために、次第に縁が薄くなり、数年前に知財ネットも退会してしまいました。

 先ほど知財ネットの愛媛で登録されている弁護士を確認しましたが、私が会員だったころを比べると半分くらいに減っていますね。

 時間がさらに経過し、過払いバブルがはじけて過払い金の案件はなくなり(現在は過払い金についても相談も受け付けておりません)、また、加害者側の交通事故事案もなくなり、他方で、企業や団体の顧問先が大幅に増えたために、ボツボツと、知財がらみの相談があります。

 ただ、圧倒的に、著作権関連が多くて、まれに商標とか意匠ですね。

 さて、本書は、200問の質問とコンパクトな回答でまとめられており、読みやすいと感じました。

 例えば、Q150共同開発契約「新技術の開発を他社で共同で行うことを予定しております。開発の結果、発明が完成した場合、特許を受ける権利はどうなりますか。また、契約書にはどのような事項を規定すべきでしょうか。」、Q151問製造委託契約「他社に製造を委託した商品について発明が創作された場合、その特許を受ける権利は誰に帰属しますか。また、製造委託基本契約書のチェックにあたって留意点を教えてください」などは、実務上参考になりました。 

 

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