田舎弁護士の事務所について😅
田舎弁護士が所長を務めている法律事務所は、しまなみ海道の橋が全線開通した平成11年に愛媛県今治の地にて設立され、以降、30年近く、大過なく、順調に弁護士業を営んでおります。
設立当初は、企業の顧問先もなく、専ら、電話帳等を通じて、個人のお客様から、離婚、相続、債務整理等の案件を中心にしてきました。国選事件も、常時、7~8件程度は抱えているような状態でした(当時は、国選弁護を受任できる弁護士が3人程しかいませんでした😅)。
そのうち、交通事故案件の相手方であった大手損保会社から事件終了後に依頼がくるようになり、これまでの案件に、主として加害者側の交通事故事案が加わり、最盛期には大手損保会社3社から依頼を受けるようになり、交通事故事案の割合が急増しました。
最高裁判例の出た平成17年ころからは、消費者金融機関が素直に取引履歴の開示に応じるようになったため、田舎弁護士の事務所でも、いわゆる過払い金バブルという状態が数年程続きました。
その後は、過払いバブルが終焉し、また、相次いでこの地域の大手損保会社のサービスセンターも閉鎖されたことに伴い、過払い金事案や交通事故事案についての売り上げが「消滅」しました。
もっとも、弁護士ドットコム等を見られたお客様から問い合わせがあるため、被害者側の交通事故事案については、今なお、一定数のご依頼があります。
もとより、ご依頼を受けた事件についてはとことん誠実に対応するという方針を徹底していたことから、地域の口コミでしょうか、次第に、地元の企業や団体から、法律顧問を打診されるようになり、現在では、顧問業務、そして、会社団体の役員としての業務が、中心的なものとなっております。
法律顧問先には、地元の自治体、公益企業、銀行、造船、造船関連会社、海運、タオル、介護施設、メーカー、小売り、運送、指定確認検査機関、商社、メンテナンスなどかなり広い範囲に及んでいます。
そして、地元の自治体や東証プライムに上場している地方銀行等から法律顧問を受けたことがきっかけに、法律事務所の信頼性を急速に高め、一気に、経済界を中心とした人脈が拡がるようになりました。
そのつながりで入会した、日本食研が事務局をされていた愛媛県異業種交流研究会、愛媛経済同友会、四国生産性本部・企業会計研究会、愛媛県経営者協会、笑門会🤗等の異業種の方々から、参加の度ごとに、よい刺激を受けておりました。
学会についても、日本交通法学会、人身賠償科学会、M&A研究会等に入会し、シンポジウムや理事者たちしか参加されていない懇親会等にも参加しております。
会社や団体の役員としても、現在、営業収益年約8000億円の株式会社フジ(広島)、ガレージで国内シェア3位の株式会社田窪工業所(西条)、丸紅系列の山星屋の関連会社であるアリスタ木曽(今治)の、各監査役、また、国立大学法人愛媛大学(松山)の理事にも、就任し、毎日が多忙な一日となっております。
また、法律顧問先も、現在では、数十社程度となり、毎日、担当者から相談のメールが多数届いております。
もっとも、田舎弁護士個人の役員報酬は5社合算するとそれ相応の金額にはなっておりますが、他方で、本来の弁護士業である事務所の売り上げとしては、会議等参加のために、事務所不在にすることが多いため相談件数が減少していることに伴い、減少傾向にあります。
(にこ淵)
土日曜日は、コロナ禍で始めた山登り等にでかけることが多くなりました。気分転換にもなり、また、よい運動にもなり、健康的です。
以前は、平日夜にスポーツクラブに通い、土日曜日も仕事をしていたのですが、現在は、土日曜日での仕事は(山登りのため)必要不可欠な範囲にとどめています。
そのため、平日は夜に仕事をしなければなりませんが、その反面、土日曜日は登山等趣味のための時間をあてることができ、カントリーライフらしい生活を楽しんでいます。
数年前に、事務所においてサマークラークを企画して募集をかけたところ、定員を上回る申し込みがありましたが、コロナ禍のために断念せざるを得ませんでした。
事務所の5年、10年先の将来を考えると、そろそろ田舎弁護士も、「事務所の後継者」を含めて後進の育成ということも考えた方がいいかなと思って、再び、サマークラークを企画することにいたしました。
手堅く、様々な経験をし、また、後で述べるようなリスクを回避したいのであれば、地方の中核的な都市で地元の評判の高い法律事務所にて弁護士登録という選択肢もあろうかと思います。
むしろ、東京や大阪等では弁護士資格のみでの従来型の弁護士業務は激しい競争となり精神的にも肉体的にも疲労し、また、非弁提携等で足下をすくわれる弁護士も増えているように思います。
サラークラークに募集される方は、このブログなどの記事も参考に応募していただけますと幸いです。
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