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2025年11月13日 (木)

【弁護士考】 氷河期時代の弁護士業界へようこそ😅

 昨日、令和7年の司法試験の合格発表がありました。

 合格者数は、1581人、合格率は41.20%です。

 合格者が多い法科大学院は、①早稲田大が150人、②京都大が128人、③慶応大が118人、④東京大が116人、⑤中央大が77人、⑥一橋大が61人、⑦神戸大、⑧東北大、⑨大阪大などとなっております。

 早稲田大、京都大、慶応大、東京大が首位を巡って競い合っております。残念ながら、中央大は昔日の勢いはありません。

 特筆されるのは、いつものように予備試験合格者の合格率が極めて高いということです。合格率は、90.68%に達しており、合格者数は428人と、早稲田大の3倍近い数の方が合格されています。

 伊藤塾のコメントにもあるように、予備試験を経由しての司法試験合格が、司法試験合格の王道ルートと呼ぶに相応しい結果となっております。

 政府目標は合格者1500人以上ということですので、相変わらず多くの方が司法試験に合格されました。

 ただ、他方で、従来の弁護士業界の中核であったいわゆるマチ弁の世界が過払いバブル終焉後は氷河期時代に突入したことについては多くの弁護士が感じていることだと思います。

 合格者1500人とありますが、そのうち3分の2程度は弁護士になります。

 都会でもまた地方でも、従来タイプのマチ弁は収入を得るために大変な苦労をしている状況です。

 そして、日常生活におけるDXの推進や来年から実施される民事訴訟のIT化は、地方のマチ弁にとっては致命傷になるのではと思っております。

 依頼される方としては、料金についてより透明性の高い、また、専門性についてもより高度な、都会の弁護士に依頼することが容易になるからです。

 そうなると、地方では、マチ弁の事務所に就職しようとする者等いなくなるに違いありません。

 他方で、弁護士という資格を維持するためには、弁護士会に支払う高額な弁護士会費の負担があります。弁護士会費は対応すると、退会処分という重たい懲戒処分がされることが多いです。

 ですが、最近の懲戒処分例をみると、弁護士会費の対応で懲戒処分を受けた弁護士も散見されるようになりました。

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(八王子城跡)
 司法試験に合格したとしても、前途洋々の時代はもはや大昔の話であり、とりわけ弁護士希望者の場合には生涯設計を考えて司法修習生時代を過ごすことが求められると思います。
 
 やはり、他の人より抜きん出て秀でている分野が1つ必要だろうと思います。
 田舎弁護士の勤務弁護士達も、一人は弁理士資格の取得の他国税審判所審判官や訟務検事を務め、もう一人は医師資格を獲得しました。
 司法試験合格された方も、是非とも、1つ秀でている分野を持っていただけたらと思います。

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