【弁護士考】 弁護士のホンネ ~弁護士のワークライフマネジメント~
~弁護士のワークライフマネジメント~
「弁護士のホンネ」というテーマで、まだまだ敷居の高い弁護士の「ホンネ」を綴っていきたいと思います。
私がみるところ、多忙な弁護士は、その原因として、さらに、「多数の顧問先・取引先等を有しているため多忙な弁護士」(A1型)と、「無料法律相談会や広告等で広く集客してその中から多数の相談や依頼を受けているために多忙な弁護士」(A2型)との2つに分かれるように思います。
私の場合は、たぶん、A1型です。A1型で、急がれている新規の相談者を入れてしまうと、多数の顧問先様や依頼を受けている取引先様の対応が後回しになるため、それを避けるために、新規の相談者の対応は1~3週間待っていただいております。取引をいただいている方にはおわかりかと思いますが、私からのメールは平日午前6時、7時、午後10時、11時も少なくありません。平日はその時間帯も仕事をしているからです。
ところが、平日に、異業種交流等で名刺交換した方から事務所に電話が直接かかってくることがあります。勤務先のご相談かなと思って対応すると、個人的な相談であったということも少なくありません。その電話に対応してしまうと本来予定していた顧問先様等へのサービスが遅れることになります。もちろん、このような方であっても、相談の直後に何らかの形でフォローをいただける方が大半で、それがあればこちらも気持ちがよいのですが、ごく一部ですが、相談が当然(しかも無料)と思っておられる方がおられます。しかも、いろいろ質問され、また、他の弁護士にも相談済みということも散見されます。
このような方の職種をみると、特定の業種の方が多いように思います。その業種に属している友人にきいてみたところ、「情報に対価を支払うという意識はそういえば我々にないな~」ということでした。士業の知的サービスの提供は無料ではないという理解に乏しいのではないかと思います。
他方、中小企業の経営者の方は有料の法律相談であったにもかかわらず、相談どおり対応したらうまく解決したということで後日お礼をしたいということが何度もありました。こういう想定外の配慮ができる方は顧問先様でなくてもVIP待遇となります。
さて話を元に戻します。A1型は、毎月定期的な収入が得られるために、無理に単発の案件を引き受ける必要がなく、そのため、土日曜日は趣味や家族との時間に宛てることが可能です。また、気の進まない案件も断れます。
そういう意味でもA1型はワークライフマネジメントに適していると考えます。平日多忙にして、晴れた土日曜日☀は気持ちよく過ごしています(はず)😁
田舎弁護士の事務所も今はスタッフは嫁ちゃんだけで、家内制手工業のような状態で、楽です。顧問先や昔からの取引先を中心の仕事は、クライアントと揉めるようなこともないので、安心です😅
今の状態であれば弁護士1名であればそこそこ食べていけると思うので、そろそろ事業承継考えましょうかね😁
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