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2025年9月18日 (木)

【弁護士考】 どんな弁護士に依頼したらいいの!?

 弁護士に依頼する場合のポイントはありますか?


 最近、依頼された弁護士に対するご相談が増えているように思います。

 昔からある典型的なご相談内容は、依頼した弁護士との間で弁護方針が異なるために、その弁護士が勧める弁護方針が適切であるかどうかでした。

 このようなご相談については具体的な事件の内容についてはその先生がよく御存じであることから持参された資料等から格別疑問を感じるような特段の事情がない限り弁護方針は先生とよくコミュニケーションをとるよう勧めて終わることになります。


 ところが、ここ数年前から、「着手金を支払ったのに半年や1年経過しても手続をしてくれない」、「電話をかけても弁護士になかなか繋がらない」等の信じられないようなご相談も増えているように思います。


 弁護士を選ぶ際には、私が思うには少なくとも7つのポイントがあります。


 第1に、懲戒歴の有無についてネット等で確認して下さい。

 第2に、事務所の中が整理整頓されているのか確認して下さい。

 第3に、事件の見通しにつき不利な点についても十分な説明をされているのか確認して下さい。

 第4に、弁護士費用についても書面で十分な説明をされているのか確認して下さい。

 第5に、着手金の支払いを急がせようとしていないのかも大切です。

 第6に、悪く書かれている口コミが多いかどうかも確認です。以前は余り当てにならないと記載したことがありますが、口コミも依頼人の方からの口コミになりますと軽視はできないと思っております。相手方の口コミはあまりあてにはなりません。

 第7に、話がしやすいかどうかも大切なポイントになります。


 不幸にも依頼されている弁護士と紛争が生じた場合には、その弁護士が所属する弁護士会に相談したり紛議調停申立てをしたりして解決するということが一般的な対応策になります。

 また、弁護士として「品位を害する行為」があると判断される場合には、懲戒請求も可能ですが、虚偽告訴罪に問われる場合もありますので、相当な根拠資料を添付の上申し立てる必要があります。

 具体的な手続は、弁護士会の手続になりますので、その弁護士が所属する弁護士会にお問い合わせ下さい。 

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 最近ですが、安易に弁護士を依頼して後悔している方が増えているように思います。弁護士に対する国民の信頼を得るためには、依頼人から信頼される弁護士ではなりません。弁護士においても、相談や依頼を受けても十分に対応できない場合には、依頼を断るということが大切ではないかと思います。

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