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2025年6月 3日 (火)

【法律その他】 森林業法務のすべて という書籍を購入しました😅

 田舎弁護士ですが、毎週のように、山に登っています。そのため、森林にはとても興味があります。

 なんと、昨年12月に、「森林業法務のすべて」という書籍が出版されましたので、さっそく購入しました。

 今まで知らないことがとてもたくさん書かれていました。

 その中では、「林道の管理」については、林道はとてもお世話になっているので、熟読しました。

 林道(路網)は、林道・林業専用道・森林作業道の3区分に大別されています。

 まずは、「林道」。

 森林設備や木材生産のための主要な「幹線」であり、林道規程に定める不特定多数者が利用する恒久的公共施設です。国有林林道の場合は国が民間林林道にあっては地方公共団体や森林組合等の長が開設または管理します。

 大型トラックの通行が想定された構造とされていますが、一般車両の通行も想定されてアスファルト舗装されたものが多く、また、電柱が設置されることも珍しくありません。 

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(林道・鳴畑線・松山流域森林組合)
 次に、林道専用道です。
 林道専用道は、支線・分線に該当する林道であって、林道を補充し、森林作業道と組み合わせることにより森林作業道の機能を高め、木材輸送機能を強化・補完するものです。主として特定の者が森林施業のために利用する恒久的公共施設です。
 
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(林道・三石支線)
 第3に、森林作業道です。
 森林作業道は、林道・林業専用道と一体となって、間伐・主伐といった森林施業を推進するための開設されます。ハーバスタやフォーワーダなどの林業機械や、2トン程度のトラックの通行を想定した構造とされています。
 最後に、作業路です。
 作業路とは、伐採区域において、林内走行車両等により木材の伐採・集積・搬出を行うための幅2m程度の道ですが、その実態は道というよりも、伐採区域全体を伐採するために、最初のルートをつけて伐採したところです。
20221211_100311
(林道木地線から)
 この写真の右側に伸びる道は、作業路です。ただ、現時点では、作業路に植林はされていません。
 林道以外にも、山にいけば目にする「保安林」についても学ぶことができます。保安林って、森林法に根拠があって、11種の種別があります。
 よくめにするのは、水源涵養保安林、土砂流出防備保安林ですね😄
 執筆者の品川尚子弁護士は、よい書籍を世に出してくれました。
  

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