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2025年5月29日 (木)

【金融・企業法務】 社外監査役・社外取締役の果たすべき役割とその実践について 佐貫葉子弁護士

 自由と正義5月号特集「社外役員の現状と課題」です。

 3つめは、社外監査役・社外取締役の果たすべき役割とその実践についてです。 Photo_20250521124801

                            (松山米野・エビフライ)

 佐貫弁護士によれば、内部監査部門の組織内における独立性と活動実態の把握に重点を置いたこと、監査委員会での意見交換のほかに、定期的に開催されていた監査委員・会計監査人・内部監査部門との三様監査意見交換会及び同部門から執行幹部への報告会に出席したこと、常勤の監査委員、補助使用人から意図的に内部監査部門に関する情報を得るようにしたこと、その結果、内部監査部門の組織体制・活動実態を理解できるようになり自分の意見を持てるようになったと説明されています。

 また、企業風土の把握の目的のために、現場を訪ねる際にも、個別具体的なコンプライアンス違反を見いだすことを重点に置くのではなく、現場の社員が監査をどのように認識し理解しているか、協力的かなどの対応をとっているかに留意すべきこと、また、有事対応についても、社外者間の信頼と協力が必要であるため、日頃からの情報・意見交換をして連携の土台を作っておくことが必要と説明されています。

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