【流通】 監査役等による業種別の「会計監査」のポイント 「小売業」
月刊監査役No772にて連載中の解説です。
P82以下は、監査役等の着眼点にふいて、解説しています。
①出店と退店
→会計監査人の監査計画において、店舗視察へどのように反映されているのかを検討する。
②資産除去債務
→経営者及び会計監査人が考える合理性が妥当かどうかを検討する。
→赤字の継続年数や累積金額等で撤退のためのガイドラインを内規として共有しておく。
③棚卸資産
→棚卸時の配置図と現物確認が重要なため、会計監査人共々、現状の把握に務める。
④減損
→期末の決算の段階で、減損の検討と整合するようにする。
⑤キャッシュレスとポイント
→WEB店舗だけではく、ネット環境のセキュリティや安全姓にも配慮して、顧客情報の流出が発生しないように内部の統制が、外部からのサイバーセキュリティが確保されているか、情報部門と連携し、十分に把握する。
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