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2024年7月31日 (水)

【弁護士考】 また、広島!? 弁護士が1890万円余の横領の疑いで逮捕

 NHKの報道によれば、広島市の弁護士が、業務用の貯金口座から現金を引き出す等をして1890万円余りを横領した疑いで、広島地検特別刑事部に逮捕されました。

 広島県警ではなく、地検特別刑事部なんですね。

 70歳代の依頼の男性から相続する財産の管理やその手続に依頼を受けており、一昨年2月から今年5月までの間、27回にわたり出金したという容疑です。

 なお、この弁護士ですが、昨年9月号の「自由と正義」という業界の月刊誌によれば、成年後見人として財産を明確にする方法で管理しなかったとして戒告処分を受けております。管理口座については家裁への報告事項になっているのでこれ自体信じがたいところではあります。

 地元の、40歳代という年齢で、しかも、ダイバーシティ推進という中で女性ということですので、ごく普通に考えると、横領するまでに至ることはないのではないかと思いますが、広島市は大都会なのでそうではなかったのかもしれません。

 大都会の法律事務所で秘書として働き、ロースクールに通い資格を取得、7,8年程前から地元の広島市で開業されたようです。

 広島では弁護士の不祥事が続いていますが、広島だけに限られたことではないと思います。

 田舎弁護士が所属する愛媛でも、過去に同様の不祥事は複数ありましたし、今も、内実はよくわかりませんが、「どうなんかな~」と思ってしまうような法律事務所が複数あります。

 預かり金関係の不祥事は、顧客や裁判所、そして、真面目に業務をしている大多数の弁護士に対する背信行為です。

 従って、事実だとすれば、厳罰な処分が必要だと思います。

 また、預かり金関係の不祥事は、弁護士の経済的な環境が益々悪化していることに鑑みると、このまま何もしなければ、減少することはないと思います。

 例えば、私論ですが、姉歯事件をきっかけにできた住宅瑕疵担保に備えた供託制度のような制度を弁護士においても設けるべきではないかと思います。弁護士会費を減らした上で、その部分も原資として、毎年100万円位を継続して供託ということ(老後の資金にもなります)にすれば、懐事情の厳しい弁護士は、廃業や転職ということになるでしょうから、不祥事も少しは減るのではないかと思います。

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(広島・鈴が峰)
 現在の弁護士をとりまく環境を考えると、現在の司法試験は、裁判官、検察官、インハウスロイヤーを除き、ごくごく普通の町弁ということを志望されているのであれば、合格しても、売上を自分で作っていかなければならないので、リスクがあると思います。
 田舎弁護士のような中堅の私立大学の法学部生に対しては、公務員試験への切替をお勧めいたします。特に、現在、国家公務員総合職(官僚)は、狙い目だと思います。

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