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2024年6月14日 (金)

【弁護士考】 国選弁護⁉

 裁判員裁判制度の導入、被疑者国選弁護制度の勾留事件全件への拡大、被疑者・被告人に対する福祉的支援の要請等により、量的にも質的にも弁護士人に求められる役割は拡大される一方で、個々の弁護士が被疑者、被告人、その他事件の関係者等の言動によって過度の負担を感じ、刑事弁護活動から離れていく事例も報告されており、日弁連においても、その対策を検討するためのアンケートを実施することになったという連絡がきました。

 国選弁護は、一旦選任されると、辞められないために、長期間にわたり、被疑者・被告人と接することになります。

 大半の方は、弁護士に対してリスペクトを払っていただけるのですが、一部に、過度の負担を感じさせる案件もあり、実のところ、田舎弁護士も、それが原因となって、国選の被疑者弁護については、取り扱わなくなりました。

 特に必要性もないのに早朝や夜間に面会を度々求められる、物品や金員等過大な差し入れを要求される、刑事弁護とは関係のないことを度々要求される、被害妄想を弁護人にぶつけてくること等、苦労がありました。

 このような事態になった際に、関係機関等に相談したこともありましたが、相談すらのっていただけず、自力での解決をせざるを得ませんでした。

 今から思うと、力をつけるための経験であったと思いますが、当時は、不眠等に悩まされるようなこともありました。

 今では、刑事弁護は、被告人国選だけ登録しております。(なお、被疑者国選は、田舎弁護士は出張が多いために、十分な接見を行うことができないというのも理由の1つです。)

 Original_0edbbfd0ca1a4e7d85ca57f1b942fec                           (北三方ケ森・階段地獄)

 もっと前に、対策を検討すべきではなかったかと思いますが、それでもやらないよりは大分ましですので、早急な対策の実施を要望したいと思います。

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