🚓 書籍紹介(交通事故)

🏩 書籍紹介(労働・労災)

🏠 書籍紹介(不動産・建築)

📚 書籍紹介(法律)

🚚 書籍紹介(流通)

« 【労働・労災】 ケース解説 休職・休業・復職の実務と書式 | トップページ | 嫁ちゃんランチ持参で、北三方ケ森に登ってきました。 »

2024年6月 5日 (水)

【弁護士考】 弁護士会照会に応じたことが、不法行為又は債務不履行を構成することはないとされた事例 東京地裁令和4年12月26日判決

 判例時報No2587号で掲載された東京地裁令和4年12月26日判決です。 

20240518_114636
(三崎稲荷神社)
 病院を経営する法人が、弁護士法23条の2第2項に基づく照会に応じて患者の診療録等を開示したことが同患者に対する不法行為又は債務不履行を構成することはないとして、不法行為に基づく損害賠償請求及び債務不履行責任に基づく損害賠償請求が、いずれも棄却された事例。
 東京地裁は、X(原告)とY(病院)との間の診療契約上の附随義務として、Yは、Xに対し、Xの診療経過等を含む診療上知り得た患者の秘密を正当な理由なく第三者に漏えい、開示等をしてはならない義務(守秘義務)を負っていたとした一方、23条照会を受けた団体は、当該照会の必要性等について積極的に調査をすべき義務は負わないと説示しました。
 そして、Yが本件報告をしたことにつき守秘義務違反が問われるのは極めてまれな場合に限られるが、そのような場合には当たらないとして、Xの請求を棄却しました。
 正当な判断というべきです。
 さらに、本判決は、個人情報保護法との関係についても言及しており、同法27条1項1号の「法令に基づく場合」にも、別途守秘義務違反に問われ得るというのであれば、同号を設けた意義が没却されるとして、同号に該当する場合には、診療契約の相手方との関係でも、不法行為や債務不履行を構成することはない旨判示しております。
 この点についても、正当な判断です。
 20240518_114920
                           (LEC 水道橋)
 きれいな建物になっていますが、今から35年ほど前には、多数回通学した司法試験予備校の1つです。初心忘るべからずですね😄

« 【労働・労災】 ケース解説 休職・休業・復職の実務と書式 | トップページ | 嫁ちゃんランチ持参で、北三方ケ森に登ってきました。 »

【弁護士考】」カテゴリの記事

2026年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

🏦 書籍紹介(企業法務・金融)

無料ブログはココログ