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2023年11月14日 (火)

【弁護士考】 受任率UPにつなげるというコンサルからのFAX 😟

 田舎弁護士が弁護士登録したことは「受任率UP」等というようなお話は全くありませんでした。ところが、ここ10年位前ほどから、このような内容が記載されたFAXが毎週のように届くようになりました。驚きです😵

 弁護士の仕事は、対立当事者の間に介入するという要素を含んでおりますので、1件1件が弁護士にとってもかなり大きなストレスとなります。

 損保の代理人をしていたころの被害者の方からのクレーム、また、DVやモラハラ系の対立配偶者からの嫌がらせなどは、ストレスが大きな案件でした。

 最近届いたのは、離婚案件についての受任率UPという内容のFAXです。

 田舎弁護士の場合には、初回だけで受任に至るということは勧めておらず、また、他の弁護士にもご相談に行くことも勧めたりします。離婚案件は、ご依頼人様とそれを受ける弁護士との信頼関係構築が非常に重要であること、また、着手金を支払った後ではご依頼人様もその弁護士に不満を抱かれてもキャンセルすることが難しいということがあるからです。

 田舎弁護士としては、「受任率UP」というのが些か理解できないのが正直なところです。

 万が一、早急に受任して、ご依頼人様からのクレームの発生ということになった場合、ご依頼人様にとっても、弁護士にとっても、不幸なことです。

 そして、何よりも、離婚案件は感情的な対立が大きくて、対応する弁護士にとっても精神的な負担は小さくありませんし、信頼関係構築のためには、丁寧な報告と打ち合わせに心がける必要があります。

 受任率UPして、離婚案件をたくさん抱えても、それを受ける弁護士の能力が超えてしまうこともあるだろうと思います。

 現に、田舎弁護士の地域でも、能力以上に案件を抱えて、「こりゃ どうならい」と思う弁護士もいます。

 受任率UPという目先のことよりも、誠心誠意、ご依頼人様のために尽くす時間を確保できるかということの方がよほど大切だと思います。 

20231022_103610
(横峰寺遍路道)

 田舎弁護士の場合には、田舎弁護士にまかせなさい~というようなことは一切言わないようにしております😅

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