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2023年6月13日 (火)

【金融・企業法務】 月刊監査役 6月号

 月刊監査役 6月号が届きました。

 IPOの基本が新連載されています。6月号では第1回です。IPO企業数の推移は、20年が103件、21年が138件、22年が112件と、引き続き堅調に推移しているみたいです。22年のIPO企業の特徴としては、赤字上場が前年の23社から25社に増加しているようですが、原因は、コロナ感染の景気の影響、エネルギー資源高のようです。

 上場準備会社において、監査役監査が機能しているかどうかが審査の対象となることから、少なくとも申請直前期事業年度1年間の監査役監査の実績が必要になります。監査役監査としては、いうまでもありませんが、監査計画の策定、監査調書及び監査報告の作成や、取締役会及びその他の重要な会議出席、重要な決済稟議書類等の閲覧、会計帳簿の調査や計算書類等の実施、会計監査人や内部監査部門との連携も重要であり、相互の監査計画や監査範囲、監査結果や懸念事項等につての情報交換をすることが求められています。

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                             (笠松山登山口)

 監査役面談においては以下のヒアリングが行われています。

 ①監査役就任の経緯  独立性を欠くような状況にないか

 ②監査役間での役割分担 各監査役の有する専門知識や職歴等に鑑み、適切な分担がはかられているか

 ③監査の内容  コーポレート・ガバナンスやコンプライアンスの観点等から内部統制上及び事業上のリスクとして捉えられている内容、監査役監査における重点項目や要改善事項及びその改善状況、重点項目の対象とした領域の選定理由・往査の頻度等について、会社の事業内容や規模に即し適切に遂行しているか

 ④監査役会の開催状況 監査役会として適切に機能しているか

 ⑤会計監査人及び内部監査部門との連携 監査役監査、会計監査人監査、内部監査による三様監査が機能しているか

 ⑥経営者に対する評価 監査役の視点から見て経営者に誠実性、すなわち適切なコンプアイアンス意識があるかどうか、自社が上場会社となる自覚があるか

 ⑦関連当事者取引の状況 関連当事者や経営者自身が直接会社と取引を行う状況がある場合において、不当に会社の利益が損なわれる若しくは不当に関連当事者や経営者が利益を供与・享受する取引ではないか

 ⑧会計監査人に対する評価 会計監査人である監査法人等の体制について理解し適切に評価した上で選任しているか

 これらについては、きちんと回答できるように普段から誠実に仕事をする必要がありますね😄

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(緑のトンネル)
 多忙な弁護士業務の他に、複数の会社・団体の役員として普段から誠実に仕事をする必要があるので、大変です😅

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