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2022年1月27日 (木)

【金融・企業法務】 株主基準、社会目線、長期思考 泉谷直木氏

 経産省編著の「社外取締役の実情ー15人の思想と実践」です。本日は、泉谷直木氏のインタビュー記事です。アサヒビールの社長、会長を歴任しされ、また、リクルートや大林組の社外取締役にも就任されています。 

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(笠松山で)
 社外取締役の心構えとして、泉谷氏は次のとおり述べておられます。
 「社会取締役の使命とは、基本的には株主からの受託者責任を前提に取締役会の使命でもある事業の持続的成長と企業価値の長期的な向上を実現することです。心構えとしては、TOBを仕掛けられたり、経営統合の提案を出されたりしたときに、独立社外取締役として矢面に立つ覚悟が必要です。加えて、日常的な業務をこなすにあたつて、私が心がけていることが3つあります。
 1つ目は、株主基準で発想・発言することです。社外取締役は常に、株主に対して説明責任を果たせる状態になっている必要があります。その際には、株主資本コスト、株主価値、少数株主保護などの視点がポイントになります。
 2つ目は、社会目線で発想・発言することです。出身会社の基準や経験で発想し、発言していたのでは問題です。その会社が属する業界の動向を含めた社会目線での発想・発言でなければいけません。そのためには、社会動向、法律の変化、業界動向、そしてレピュテーション(世評)を抑える必要があります。
 3つ目は、短期思考ではなくて、長期、場合によっては超長期の発想が必要です。この議論は監督と執行が分離されていて、あるべきガバナンス体制になっている会社でないとなかなか議論しにくいように思います。」
 どの社外取締役の方も、同じようなお話を述べておられるように思います💦

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