経産省編著の「社外取締役の実情ー15人の思想と実践」です。今回は、松崎正年氏です。松崎氏は、コニカミノルタの社長を務めつつ、いちご、野村総合研究所、LIXIL等の社外取締役に就任されています。松崎氏は、執行側も監督側も、お互いの役割の違いを理解することを強調されています。
(笠松山)
松崎氏は、社外取締役の心得として、「そもそもガバナンスとは、会社の持続的な成長と企業価値向上を支えるための仕組みです。社外取締役の役割は、経営者が会社の持続的成長や、企業価値の向上にかなう経営をしているかを、投資家やステークホルダーにかわって確認することです。」、「その意味で、企業価値を高めることからみて、違うと思ったら勇気をもつて生することが、最も重要です。」と述べています。
また、社外取締役の役割を明確にし、経営陣との間でお互いの役割分担について理解してもらうことについては、「執行側と監督側の目的は同じです。その会社の企業価値を高める、持続的な成長を実現するという目的を果たすために、違う役割があるということをお互いがきちんと理解することが大事だと思います。監督側はうるさいことをいうけれど、これは役割でいっているんだと、監督される側には割り切って理解してもらいたい。執行側はよかれと思ってやつているけれども、数字に責任を負う以上、放っておくとどうしても短期志向になってしまつて長期のことが後回しになりがちだから、そこをあえて突くわけです。無用な衝突を避けるために、立場の違いをお互いが理解していることが大事だと思います。」と述べています。
役割の違いによるのですが、ただ、人間は批判的なことを言われると、なかなかそれを呑み込めない方も散見されますね。
弁護士の仕事も似たような要素はあります💦
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