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2021年8月 7日 (土)

【金融・企業法務】 金融法務事情No2165号が送られてきました

 金融法務事情No2165号ですが、1ヶ月程積ん読状態でした。 

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(大三島・鷲ヶ頭山)
 座談会では、地域銀行の経営統合ー特例法を中心とする法制度の運用と活用の展望です。最近の地域銀行の役員構成をみていると、社外取締役に、地元の名門法律事務所の弁護士ではなくて、都会の企業法務専門の弁護士が就任されているのを散見することがあります。また、グローバルな会社であれば、地域の企業であっても、同様の傾向にあるように感じています。
 金融法務事情を読んでいると、執筆されている弁護士は、やはり5大法律事務所の金融や企業法務を専門とする弁護士が多くて、田舎弁護士のような地方の弁護士による執筆はほとんど見たことがありません。
 確かに、地域銀行の経営統合だけではなく、金融法務事情の論文を見ても、地域金融機関における銀行業高度化等会社の実務と今後の展望、譲渡に証券の交付を要する権利のトークン化の方法等に関する考察、監督規制、行政処分、認定金融サービス仲介協会、指定紛争解決機関、他の法令への影響に関する規定等、貿易取引に係る不審な資金移動等、かなり高度の専門的知識を必要とするものです。
 執筆者も、証券会社出身の弁護士だったり、金融庁出向経験のある弁護士だったり、当該分野の高度の専門性を有していることがうかがわれる経歴の方々です。
 そして、コロナは、DXの促進を促し、都会と地方との距離を一層縮めました。
 このような環境の下で、田舎弁護士のような弁護士は、どのような方法で生き残りを志向するのかが検討課題となります。
 ただ、他方で、都会の専門的な弁護士が、地方の弁護士にとって、脅威であるかというと、そうではないように思います。
 地方の弁護士は、取り扱う分野はかなり広くて、広く、浅く 知識と経験はあるともいえます。
 そうすると、かかりつけ医と、専門性の高い大病院という位置づけが可能ではないかと思います。
 現に、田舎弁護士には取り扱いが困難と考えられる案件については、都会の専門的な弁護士を紹介しております。他方、都会の専門的な弁護士も、その先生が取り扱うのが困難な分野の案件ですと、ご紹介をいただいております。むしろ、いまのところは、紹介を頂く方が多いように思います。
 田舎弁護士も、かかりつけ弁として、地域のために頑張っていきたいと考えております。
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(安神山)
 

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