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2019年6月29日 (土)

【金融・企業法務】 経営に活かす株主総会の実務(新日本法規)

 新日本法規から、4月に出版された「経営に活かす株主総会の実務」です。編著は、鳥飼重和外1名の弁護士です。

 鳥飼先生らしく、ポジティブな内容の書籍です。

 

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(大徳寺勅使門)
 第1章の本音トークから始まり、第2章 議長・役員のための株主総会の運営方法、第3章 招集通知を投資家目線でひと工夫、第4章 投資家目線の株主総会想定問答集 です。
 島村謙弁護士の総括は参考になります。
 
 「中堅・新興の上場会社が投資家の目線をどう経営に活かすかという観点からは、一つは大きくなる過程では必ず機関投資家や外国人投資家と向き合わなければならないから、現状維持か、あるいはそれでも大きくなるのか、覚悟を決めることが重要ということでした。
 
 また、ピジョンの例のように逆に大きくないうちからエンゲージメント型投資家と密につきあってその知恵を借りて成長するモデルもあるということでした。
 
 そこまでいかなくても投資家とのコミュニケーションの機会に企業の側から積極的に意見を求める姿勢も大事ということでした。
 そして、いずれにせよ投資家の目にとまる、あるいは投資家を惹きつけるための準備としては、もちろんガバナンスも全部大事ですが、まずは資本効率性を踏まえた事業計画が大切です。
 ガバナンスコードでいえば資本コストを踏まえた経営戦略・経営計画(原則5-2)がこれに対応すると思います。そして何より、経営トップの変わる意欲とコミットが大事だということでした。
 また機関投資家のいる会社の株主総会対策としても、資本効率性の観点(ROE等)は重要だろうということでした。」
 
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(京都の街並み)
 鳥飼先生は、トップそれ自体がIR担当、トップが人の前で魅力的な判旨をする、プレゼンのやり方で説得力が変わりますなどと、話し方にも留意すべきだと言われています。
 

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