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2017年6月26日 (月)

弁護士の経営戦略

 民事法研究会から5月に「弁護士の経営戦略 」という書籍が出版されていましたので、ご紹介いたします。

 執筆者は、労働法等で有名な高井伸夫弁護士です。

 はしがきから素晴らしい指摘をされています。

 「第1章に『営業力』をあてたのは、私自身、50年間の弁護士生活の中で、『販売即経営』という言葉の持つ意味を何度も味わってきたからです。営業ができなければ、弁護士という仕事は成り立ちません。そして、営業力を実現するためには、個々人の能力である『弁護士力』が前提として必要であり、事務所として依頼者の要望に応えるには『事務所力』を向上させる必要があります。これらのバックボーンとして『人間力』が要求されるのは、プロフェショナルの生き様であるといってよいでしょう。」

 営業力、弁護士力、事務所力、人間力をそれぞれ章立てにして、高井先生の考え方をわかりやすく記載されています。

 「信用は、約束を守り、相手に利益を与えることから始まる

 お金は結果としてついてくる」

 「信用を得ることを優先すれば、一生懸命仕事をしよう、依頼者のためになる仕事をしようという意識が芽生え、その結果として成果が挙がりやすくなるのです」

 これって、少しヒヤリとしました。確かに、先にお金を得れば、仕事あるいは依頼者に対しておざなりになりがちで、結果としてぼったくりと思われるということもありえるでしょう。

 なお、弁護士力では、「つまり、長い間働くことは、依頼者に頼られる弁護士になる近道なのです。今は9時から5時までなどと言っていたのでは、弁護士はとても社会に対応できません。このように、弁護士は平日は24時間仕事のことを考えることになります。そしてそれだけでは足りず、休日も頭を回転させなければなりません。それだけにオンとオフの切り替えが非常に大切になります。これが上手でないと弁護士はつぶれてしまいます。」

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 オフの時間帯に、水天宮のロイヤルパークホテルで行きつけのバーで拝読せていただきました。

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