【金融・企業法務】 特定の債権者に対する担保供与等と詐害行為の成否
銀行法務21No800号に掲載された「営業店からの質疑応答」です。
(質問)
甲銀行の貸出先A社(運送業)の経営状態は芳しくなく、資金繰りは逼迫し公租公課も滞納している状態にあり、滞納処分による差押えがされると営業継続は困難となります。そこえ、差押えを回避するための滞納税金支払資金として借入申出があり、A社が現在ならびに将来10年間に取得する運送料債権すべてを譲渡担保として提供するとのことです。当該譲渡担保取得は、詐害行為として取り消されるおそれはないでしょうか。
民法を学習した際に、最高裁判例があったような記憶がよみがえります。
(回答)
早速、回答例をみてみます。
「詐害行為取消しを回避するためには、本件担保借入れの目的が、A社の営業継続のために不可欠なものであり、他に適切な更生の道がない正当なものと認められることが必要です。また、目的に照らして、合理的な限度を超えるものではないことも必要です。」と述べ、具体的な対応策に言及されています。
田舎弁護士も銀行の顧問をしている関係上、営業店からは時折質疑があります。きちんとした応答ができるよう日頃から勉強をしておく必要があります。
« 【金融・企業法務】 配当表記載の根抵当権の配当額に相当する金銭が供託され、その後、当該根抵当権者に対し上記配当表記載の通りに配当される場合における、当該供託金の充当方法 最高裁平成27年10月27日判決 | トップページ | 月刊弁護士ドットコム と 自由と正義 »













![井上 繁規: 時間外労働時間の理論と訴訟実務[第2版] ~判例・労災決定・学説にみる類型別判断基準と立証方法~](https://m.media-amazon.com/images/I/51HH10+k17L._SL75_.jpg)

![指宿昭一: 外国人労働者の法律実務 (最新テーマ別[実践]労働法実務 11)](https://m.media-amazon.com/images/I/41y1-S8Oi1L._SL75_.jpg)
![渡辺 輝人: 最新テーマ別[実践]労働法実務 5 残業代の法律実務](https://m.media-amazon.com/images/I/51vWMkAUqCL._SL75_.jpg)
![梅田 和尊: 最新テーマ別[実践]労働法実務 6 パワハラの法律実務](https://m.media-amazon.com/images/I/51oZE4TPMjL._SL75_.jpg)
![笠置裕亮: 労災におけるメンタル疾患の法律実務 (最新テーマ別[実践]労働法実務 13)](https://m.media-amazon.com/images/I/51YOPXNu-KL._SL75_.jpg)
![塩見卓也: 休職の法律実務 (最新テーマ別[実践]労働法実務 3)](https://m.media-amazon.com/images/I/41KQWAPOVUL._SL75_.jpg)

![竹村和也: 懲戒の法律実務 (最新テーマ別[実践]労働法実務 10)](https://m.media-amazon.com/images/I/41jL2xhwvKL._SL75_.jpg)





















































![: チェーンストアエイジ 2011年3月1日号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51YpQR-PogL._SL75_.jpg)


























































最近のコメント