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2015年9月11日 (金)

 新司法試験の問題の漏えい!?

 現役の新司法試験考査委員から、教え子の1人に、恋愛感情で、試験問題の漏えいだけではなく、書き方の指導までしていたと報道されています。

 M法科大学院の青柳教授という方ですが、全く聞いたことがない方です。

 当時の司法試験用の憲法の教授の教科書といえば、東大の芦部信喜、京大の佐藤幸治両先生が2大巨頭で、あとは、戸波、戸松、高橋等の各先生の教科書が補助的に使われていたような記憶があります。

 大学では中央大学なので、専ら橋本先生、長尾先生の教科書が使われていました。

 芦部先生の教科書は薄いですが、コンパクトにまとまっており、使い勝手が良かったと思います。他方で、佐藤先生の教科書は難解すぎて余り理解ができなかったです・・・・

 青柳先生の経歴をみると、旧司法試験の時代から試験委員をされているようなので、ずいぶん力のある方なんだろうと思います。

 ただ、試験委員から試験問題が漏れるということはきいたことがありません。逆にいうと、試験委員の就任された先生は、試験問題が漏れることがないよう、逆にいろいろ注意していたと思います。試験委員の先生の授業に出ても、試験問題の予想は全くできませんでしたね。

 今回は恋愛感情に基づくものということのようなので、現在のところ、教え子1人にとどまっているようですが、特定分野の問題に対する回答だけが突出して出来ているということになると疑問をもたれるということに考えがまわらなかったのでしょうか。

 このようなスキャンダルは、M大学はじまって以来のことではないでしょうか。

 旧司法試験の時代は、多くの受験生は、大学ではなく、予備校に通いながら、試験勉強をしていました。

 司法試験合格者の相当多くの方は、出身大学よりも、予備校のおかげで合格したと思っているのではないでしょうか。

 法科大学院制度になってからは、法科大学院が司法試験に大きく関与せざる得なくなり、合格者数や合格率がとりあげられるようになり、法科大学院同士の競争も激しくなっているのではないでしょうか。

 そのようなことを大学が気にしなくてすむように、予備試験に一本化してもらいたいものです。

 

 

 

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