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2015年7月28日 (火)

弁護士にとって必要なこと!?

 弁護士の業務は、あらゆる事象を取り扱うために、本来は、あらゆる法令、通達、裁判例等に習熟しておく必要があります。

 しかし、多分、そんなスーパーコンピュータみたいな弁護士さんは、存在しないかと思います。

 とはいえ、弁護士として業務を行うにつき、最低限必要な法令、裁判例等については、当然に学習しておかなければなりません。

 ところが、現在の司法試験制度では、合格水準が下がっていることから、旧司法試験と異なり、余り受験勉強をしなくても、司法試験自体は合格することが可能となっております。

 また、司法修習制度も昔の半分程の期間に短縮され、また、司法修習生の数が大幅に増加していることから、修習の質が保ているのか疑問ないとはいえない状態です。

 旧司法試験の場合は、凡人が合格するためには、1日10数時間以上、しかも、数年にわたり勉強する必要がありました。

 現在は、弁護士として最低限必要な法令、裁判例等について、司法試験科目という基本的な分野に限っても、不十分ではないのかと思われる若い方が散見されます。

 また、合格者は、1,2回の受験で合格される方が大半ですので、余り苦労をされておらず、ある意味、人間としては善い方が少なくないように見受けられます。

 弁護士という仕事は、当事者が対立する対人事案ですのでストレスフルな仕事で、しかも、あらゆる分野とは言いませんが、広い分野で相応の知識が要求される等、精神的にも肉体的にも、大変な仕事です(さらに、最近は、経済的にも・・・)。

 弁護士を志すのであれば、そのような仕事であることをわかった上で、志していただければと思っています。

 また、司法試験科目は、弁護士が取り扱う法律分野のごく一部の部分です。旧司法試験の時代の弁護士も、合格後は、余り勉強しない中堅以上の弁護士も散見されます。

 一生涯、勉強を続けていく仕事であることをわかって、志していただければと思います。

 私も後輩の反面教師にならないよう努力していきます。

 

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