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2015年5月31日 (日)

ベテラン弁護士ほど、質が低下している・・・・

 日弁連法務研究財団編「法と実務11」が法務財団から贈られてきましたので、興味がありそうな論文だけ読んでみました。

 その中に、「民事弁護の質:弁護士による評価」という論文がありましたので、紹介いたします。

 弁護士の民事弁護の質ですが、「弁護士としての実務経験が短いほと、ないし、若い弁護士ほど、民事弁護の質が高いという、結果になっている」というのです。

 また、尋問についても、例えば、主尋問についても、弁護士になってから10年目くらいまで主尋問の技法は向上し、その後15年間から20年間はそのレベルが維持され、それ以降は徐々に主尋問の技法が衰えていくこと、また、反対尋問については、年齢経験ともに一貫して直線的に低下しているというのだそうです。

 えっ・・・・・

 なぜなの?

 びっくり! です

 理由については、本論文によれば、仮説ですが、①経験が短いほど、手持ち事件が少なく1件1件により多くの時間と努力と情熱を注ぐことができるとか、②司法試験の勉強のせいかがより新鮮に残っているとか、③実務経験が長くなると手抜きの仕方をマスターするようになるとか、あげられていました。

 私自身、必ずしも、ベテランほど、質が低下しているというようには感じませんが、ベテランの中には、そろそろ退場していただいた方がよいのではないかと思われる方もおられます。

 そのような方をみて共通的なものを感じるのは、事件に対する情熱が乏しいということです。

 私自身も、若い弁護士から、反面教師にされないよう、「PPPな弁護士」を目指したいと思います。

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