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2014年10月 8日 (水)

一刻も早く司法試験合格者数1000人以下の実現を! というファックスが流れてきました。

 ファックス文書には、近年の司法試験は合格者の質を担保するものではなく、一刻も早く合格者数1000人以下の実現を図るべきと書かれています。 

 田舎弁護士も、旧司法試験末期から、司法試験の合格者数を増加させたことに伴い、本来合格すべきではない者が合格してしまうことが散見されるようになり、新司法試験に移行してからはそれが次第に顕著になったという印象を抱いております。

 合格者の質が低下していることについては、数を増加してしまった以上、その中に本来合格すべきではない者が相当する含まれるようになるのは自明です。 

 そのため、私の事務所でも、採用する際には、性格や相性の他に、地元出身者か、出身大学や出身ローでの成績、司法試験の順位などを採用にあたっての重要な要素にしております。 

 もっとも、現行のロースクール制を前提にするならば、1000人以下の実現は極めて難しいのではないかと思います。

 私は、ロースクールの統廃合を早急に進めて、国立10校、私立5校程度で、運営して、合格率80%位にして、予備試験組をあわせて、1500人くらいが無難かなと思っています。

 司法試験合格者数が数百人程度のころの時代は、弁護士に余りサービス業という意識はなく、市民からすれば敷居が高い存在だったのではないかと思うからです。

 市民の視線からみて、利用しやすい弁護士というのが重要だと思います。もちろん、その質を担保されるということは大前提ですが。 

 1000人規模だと昔のような敷居が高い存在に弁護士が戻ってしまうのではないかという危惧感もあります。

 とはいえ、2000人だと、益々、現在指摘されているような問題点が大きくなるばかりです。

 というわけで、1500人くらいがちょうどいいのではないかなと思っています。 

  もっとも、田舎弁護士としては、もしも、今後、司法試験合格者が、2500人、3000人時代になっても、「地域一番店」として生き残れるように、種々の努力を継続していきたいと思っております。

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