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2014年10月15日 (水)

事務所での勤務弁護士の指導?について

 新人弁護士も、お客様の権利を護るために、法廷ではベテラン弁護士と激しく対峙しなければなりません。

 そのための能力をどうして取得するかということですが、田舎弁護士もまだまだ十分な能力を取得しているわけではなく、「指導」というのはおこがましいところがあります。

 ただ、次のようなアドバイスはいつもしております。

 第1には、お客様からいただいた案件は、誠心誠意対応することです。例え、民事事件の請求金額10万円事件でも、丁寧な聞き取りと法律・事実調査を行うということです。事実調査に手を抜くと、直ちに反論ができません。確かに、事務所的には10万円の事件は採算がとれる事案ではありませんが、学者と異なり、弁護士って自ら事件対応することによって成長すると思うのです。余り採算を考えずに、丁寧な聞き取りと法律・事実調査を行うことによって、力もつきますし、お客様から信頼を得ることもできます。お客様からお金をいただいて成長させてもらっているということです。

 第2は、お客様の立場で考えるという視線と、客観的に事件の見通しを立てるという視線を両立させることです。これって難しいんです。いつの間にか、弁護士も当事者的な感情をいただいて、冷静に事件の見通しが立てることができないことがあるんです。例えば、裁判所の和解の勧告を受けた場合に、当事者が和解がよくても代理人は和解できない等という代理人も中にはおられるかもしれませんが、このような方は冷静な判断を失ってしまっているのでしょう。

 第3は、それでも、自ら積極的に勉強したい、研究したいと思っても、そのツールが知らなくて、能力を積むことができないということです。例えば、田舎弁護士は、開業したてのころは、交通事故は、被害者ばかりの事件を取り扱っていました(というか、損保会社とはおつきあいがありませんでした。)。そのため、被害者側の事件といっても、月に1件依頼があるかどうかです。その場合の勉強っても、書籍をその都度読む限りです。損保会社とおつきあいさせていただくようになって、損保協会、自研センターでの研修、交通法学会、人身賠償科学会等にも参加し、研修を積み、能力を高めることができました。おかげで、時折、自保ジャーナルやぎょうせいの交通事故判例集等にも関与した裁判例が紹介されるようになりました。これらをできるだけ若いうちに参加すれば能力のUP等に繋げることが可能です。 

 第4に、異業種の方がたくさん集まる会に1つでもいいので参加しておくべきです。勉強にもなりますし、また、弁護士の場合、感覚が世間とずれる場合がありますので、その矯正にもつながります。来年1月からは新人弁護士2名入りますが、それぞれに異業種交流団体への参加を勧めています。(^_^;)

 第5に、健康です。スポーツクラブに入り、健全な肉体を作っておくことです。弁護士は、ボス弁?、相手方等から理不尽なことを言われる等の多大なストレスを抱えます。スポーツはストレス解消にもなります。

 私も今でも以上のことについては念頭に置いています。ただ、残念ながら、腰痛がひどい状態になっておりますので、スポーツによるストレス解消ができていません・・・・

 

 

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