【労働・労災】 弁護士専門研修講座 労働法の知識と実務Ⅱ
今年の2月5日に出版された書籍です。
東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会編ですが、この弁護士専門研修講座の書籍は、実務的な視点から書かれていることが多いため、重宝しています。
今回は、労働法の知識と実務Ⅱ ということで、以前のシリーズの続編となります。
この中で、特に参考になったのは、第1に、ユニオンの執行委員長が講師の「ユニオンによる団体交渉の実際、労働問題解決への取り組み」です。
昨年来、私の事務所では、なぜか団体交渉事案が増加しており、使用者側の代理人として団交の現場に出席することも度々です。
一言でユニオンといっても、千差万別で、硬軟両面で対応しておりますが、本書の中で、「ユニオンから見た団体交渉における企業の弱点」という項目は、なるほどなあとおもうことが書かれており、参考になります。
第2に、「労働基準監督署による事業所調査、臨検等の実際と対応」は、弁護士の場合、後方支援に廻ることが多く、臨検等の実際には立ち会いをすることは余りないので、参考になりました。
第3に、「労働事件解決の過程で、社会保険・労働保険はどうなるか」というテーマも、これも、紛争中、解決後、社会保険や労働保険の消長について、質問を受けることがあり、その都度、ネット情報?を元に考えていたことから、専門家からのアドバイスは大変ありかたぐ思いました。
割り増し賃金は、もう少し増えるのかなと思いましたが、意外と相談は少ないです。解雇、雇い止め、配置転換、退職金のトラブルが多いですね。
なお、この研修講座の講師の中の弁護士の1人が、以前、私の事務所に就活にこられた方がいますが、もう難しい分野の講師をされているのを知って、時の流れの早さを感じました。
私自身は、余り進歩をしていていないので、大変刺激になりました。
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