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2013年10月 1日 (火)

弁護士考

  判例タイムズNo1391号の「第5回裁判の迅速化に係る検証結果について」という記事をみると、私が危惧するようなデータが紹介されていました。

 弁護士の売り上げの大半を占めるであろう民意第1審訴訟ですが、平成15年は、過払い金を除くと、約11万4000件、平成23年は、約9万件、平成24年は、約9万2000件になっています。過払い金も、平成21年の約14万4000件をピークに減少を続け、平成23年には約10万6000件、平成24年には約6万8000件にまで減少しています。

 これに対して、弁護士の数は、平成4年は約1万4000人だったのが、平成15年には、約1万9000人、平成24年には、約3万2000人と、大幅に増加しています。

 弁護士会等の法律相談は、平成15年ころには無料が約29万件、有料が25万件だったのが、平成23年には、無料が約51万件、有料が9万9000件になっています。

 法テラスの民事相談援助も、平成19年には、約14万件だったのが、平成23年には約28万件に増加しています。

  このデータからも、弁護士業界を取り巻く経済的な環境は年々厳しさを増していることがわかります。 

  このような状況の中で、高い弁護士会費、立派な弁護士会館などは見直しされるべきです。

 また、経済的な環境が年々厳しくなる中、弁護士による横領は、今では珍しくなくなりました。司法書士の団体は、後見人が横領した場合には、500万円であれば補填するという記事を読んだことがあります。弁護士会も同様の制度を創設するべきです。

 司法試験合格者の数も需要がないにもかかわらず増やし過ぎたのは大きな誤りです。せいぜい1000人程度で十分ではないかと思います。   

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