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2012年9月26日 (水)

【金融・企業法務】 会社分割を考えたときに初めに読む本

 2010年1月に発行された税理士さんやコンサルさんが執筆されている「会社分割を考えたときに初めに読む本」です。

 会社分割について、一般の方向きに平易な言葉で書かれている良書です。

 会社分割について、「様々に利用できる デメリットなしの会社分割」という章をもうけて、いろいろ会社分割について説明がされています。

 ①会社の未来・企業再生のために利用する

 ②不良債権の処理にも便利に使える

 ③不動産売却での費用軽減にも利用したい

 ④新規事業を効率よくスタート可能

 ⑤M&Aを使って合併するよりも有利

 ⑥M&Aで事業譲渡(営業譲渡)するより有利

 ⑦行政許可を引き継ぐ場合にも使える

 ⑧反対株主を追い出すことも可能に?

 ⑨事業承継にも使いやすい

 ⑩株式公開時にも有利な使い方がある

 など魅力的な言葉が並んでいます。

 他方で、会社分割を行うときの注意と対策として、

 ①会社分割の税制上の優遇策

 ②会社分割に伴う税金の注意点

 ③債権・債務の特定のしかた

 ④会社分割に係る書類の作成

 ⑤行政許可の引き継ぎも重要なポイント

 ⑥競業禁止と商号の続用の方法

 ⑦従業員の引き継ぎの方法

 ⑧会社分割による担保の分割

 などが並んでいます。

 最近、この種の書籍は、コンサル系、弁護士系、会計・税理士系に分かれているように思われます。

 弁護士系が田舎弁護士にとってはわかりやすいのですが、税制関係や会計処理については、会計・税理士系でしょうし、大胆な発想はコンサル系が魅力的ですねえ。

 ただ、行き過ぎて、濫用は問題かと思いますが。

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