国選刑事弁護 を引退することに決めました。
国選刑事弁護は、平成11年の開業時から積極的にお引き受けさせていただいておりました。
ただ、指名打診が、裁判所から法テラスに移行してからは、徐々にお断りさせていただくことが増え、現在では、被告人国選と被疑者国選の休日当番を担当させていただく位になっています。
被疑者国選の休日当番については、来年3月末日まで指名予約が入っているため、引退は来年3月末日までになりますが、被告人国選については、本日、解除通知を法テラスに送信しました。
私自身、刑事事件の仕事は、被害者の方の代理人であればともかく、被疑者・被告人の弁護人というのは、正直大きな違和感を感じることがありましたが、裁判所から国選弁護人に選任された場合には、自分なりに誠実に対応させていただいていました。
10数回面会に出向いたこともありました。
午後5時から午後10時まで事務所で打ち合わせしたこともありました。
・・・・
懐かしい思い出です。
①近時、今治支部管内でも、新人の弁護士さんが大量に登録するようになり、そのため、積極的に国選弁護を引き受けられる弁護士の方が多くなったので、私がやめても誰も困らないことや、②市外の出張が増えて被疑者国選という10日~20日の間で多数回の面会をこなすことが非常に困難な状況になったことなどから、引退させてもらうことにさせていただきました。
というわけなので、事務所のスタッフである妻の事務所での休日当番も、来年4月からはなくなります。
まあ、国選弁護という分野から、淘汰されたともいえるかもしれませんね・・・・・
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国選弁護ですが、引退した理由は、私自身が多忙となり、身柄を拘束されている方の接見が、以前のようにたくさんできなくなったということによります。
私の事務所の勤務弁護士は、国選弁護を積極的に引き受け、当事務所の勤務時間内に、多数の接見や面会をして弁護活動をしております。
弁護士の公的活動については、司法修習の給付の有無をとわず、積極的に行うべきだと考えております。
いずれにしましても、貴重なご指摘大変ありがとうございました。
投稿: 田舎弁護士 | 2011年9月24日 (土) 12:12
弁護士と闘う者と戦う様 コメントありがとうございます。
司法修習の時にいただいた給料は、お金がなかったころのことですので、今の何倍もの価値があると思っております。
税金を投入して育てられた弁護士が、金儲けにのみ走るのであれば、もらった給料返せという弁護士と戦う様のお考えも理解できます。
ただ、私は、弁護士の公的活動は、国選弁護も大事ですが、それ以外にも多種多様の公的活動があり、どれを選択するかについては、個々の弁護士にゆだねられるべきだという考えを持っております。
いずれにしても、貴重なご指摘大変ありがとうございました。
投稿: 田舎弁護士 | 2011年9月24日 (土) 00:19
弁護士と闘う様コメントありがとうございました。国選事件については、10年程担当させていただきました。弁護士の数が少ないころは、国選事件を常時5~6件抱えており、年間数十件程担当させていただきました。現在では、弁護士の数が司法改革により増えてからは、年に数件程度の依頼打診となっております。弁護士の公益活動ですが、まず、国選弁護だけに限られるものではありません。弁護士会の会務活動、行政の行政委員、暴追センター関係の業務、犯罪被害者の相談、地域の集まりなどの講演や相談会など、売り上げには直結せず、儲からない仕事は多々あります。
公的な業務のうち、どれを選択するかについては、個々の弁護士の自由な判断にゆだねられてもいいのではないかと思います。
なお、私の事務所の勤務弁護士は、勤務弁護士の考えに基づいて、国選弁護を積極的に行っております。
いずれにしましても、貴重なご指摘大変ありがとうございました。
投稿: 田舎弁護士 | 2011年9月24日 (土) 00:07
最初からやめたのならともかく、H11から公的な仕事を続けていたので、十分、修習生の時にもらった給付分は返しただけの奉仕(負担)はしてきているはずです。ですから、あえて返す必要はありません。あと、今年から給付制から貸与制に変わるそうなので、これからの修習生は、最初から公的な仕事には就く必要はなさそうですね。
投稿: 弁護士と闘う者と戦う | 2011年9月23日 (金) 23:52
売上が減少し、時間も取られ、もう卒業というのは弁護士業が民間だということ
公的な仕事という認識が足りないのではないでしょうか
給費という税金で育ててもらったということなら公的な事はやめていいのでしょうか
あなたも金儲けのみに走ってしまうのでしょうか
接見にもいかない、国選から私選に切り替えろなどと言う弁護士が多い中
儲からないからやめるのはご自由ですが、それなら修習生の時にもらった
給費は返上したらいかがでしょうか
投稿: 弁護士と闘う | 2011年9月23日 (金) 16:47
コメントありがとうございました。
以前は手持ち事件も少なくて、身柄が拘束されている被疑者事件でも、多数回の面会をこなすことが可能でしたが、今では、とても無理です。
もともと検察官志望だったこともあり、故意犯の被疑者・被告人の弁護は違和感を感じていました。
支部でも弁護士の数が増え、私のような者が強いて受けなくてもよいような環境になっているので、来年3月をもって完全引退しました。
田舎でも、どんどん弁護士の数が増え、また、司法書士も訴訟事務に進出してきていることから、地域一番店にならないと今後は生き残るのが難しいような状態です。
投稿: 田舎弁護士 | 2011年8月12日 (金) 21:40
大変有益な情報をいつもありがとうございます。とりわけ家事関係の情報は重宝させてもらっています。
国選(法テラス)については,不合理に感じることが多々あり自分も辞めたくなりますが,裁判員裁判,可視化と刑事手続が動いている中で辞めてしまう勇気もなく,「研修」と割り切って受任しています(まだ,イソ弁やってますし・・・)
国選弁護という分野から淘汰・・・なんて,とんでもないです。卒業じゃないでしょうか?卒業おめでとうございます(僕も早く卒業したいです)
投稿: ともとも | 2011年8月10日 (水) 10:55