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2010年8月12日 (木)

【交通事故】 Q&A交通事故診療ハンドブック 3訂版

 ぎょうせいから平成22年5月25日に発行されたQ&A交通事故診療ハンドブックを購入いたしました。

 お値段は、4571円+税金 です。

 第1編 総論と、第2編 交通事故診療のためのQ&Aに分かれますが、第2編はさらに16章に分かれています。

 ① 自動車の保険、②自賠責保険、③任意保険、④治療費と診療単価、⑤日医基準、⑥治療費等の請求、⑦一括請求、⑧健保の使用、⑨人身傷害補償保険、⑩裁判手続と損害賠償額の算定方法、⑪損保会社の内部手続、⑫損保会社とのトラブル対応、⑬相談・紛争処理機関等、⑭後遺障害等診断書作成の手引と新しい後遺障害、⑮交通事故診療と個人情報保護法、⑯その他 です。

 この書籍は、基本的に、被害者である患者さんを治療している病院が、加害者側損害保険会社からの種々の要望や要求に対する対応策が書かれている書籍です。

 また、同書は、治療費を巡っての加害者側損害保険会社とのトラブルについてもかなりの分量をさいて解説されています。病院側は、治療の単価は高い方がいいし、他方、加害者側損害保険会社は、単価は低い方がいいわけで、日医基準は、日本医師会と損保会社側とが合意して、自賠責診療費の算定基準を事実上定めたものです(但し、独禁法上の問題点も指摘されているようです。)。

 治療単価が安くなったことにより、治療の質が落ちるのは問題ですが、例えば、同じ注射にもかかわらず、治療単価が大きく異なるのは不自然な気がします。

 この議論は、弁護士報酬についても応用できそうです。

 

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