弁護士賠償責任保険事例集 第4集
弁護士賠償責任保険事例集第4集が、全国弁護士協同組合連合会から送られてきました。
私たち弁護士は、実にリスクの高い環境で業務を遂行しています。万が一、弁護士のミスにより、高額の賠償請求事案が発生した場合、クライアントに大きな経済的な負担をかけるばかりか、賠償義務を弁護士が負担することに伴い、破産等に追い込まれ登録抹消ということも考えられます。「弁護士賠償責任保険に入らず業務を行うことは、保険に入らず自動車を運転するような無鉄砲なものです」(同書巻頭挨拶)。
小心者の私も、弁護士賠償責任保険に加入しています。
事例集では、弁護過誤に明らかに該当するものから、クライアント等からの不当請求に属するものまで、多数紹介されていました。
弁護士に対する賠償請求の要求だけではなく、懲戒申立もされているケースが少なくないことは、時代を感じさせます。
幸いなことに、私の場合、保険会社に相談しなければならないケースに遭遇したことはありませんが、事例集のケースをみると、弁護士が通常の注意義務を払っても回避することが難しい案件も少なくないようです。
このような案件に対するコメントとして、「そのような事件であればあるほど充分な努力を払うべきことと、それらが払われた事実を如実に明らかに出来るよう努めることが必要であるといえる」と記載されていました。
頑張っていきたいと思います。
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