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2010年1月11日 (月)

タオルと知的財産権

 今治は、日本有数のタオルの生産地です。そのため、私の法律顧問先にも、タオル会社があります。

 タオルは、あまり知的財産権とは関係ないのかなと思っていましたが、今回、今治地方における知的財産権についての統計資料を偶然発見することができたので、少し紹介いたします。

 資料によれば、特許権については、正岡タオルと寄井織布が3件と1番多く、3番に、1件のオリムほか6社が続きます。実用新案については、オリムが4件でダントツ1番、2番に2件の七福タオルが続き、3番に楠橋紋織ほか3社が続いています(資料P22参照)。

 タオル会社の知的財産の取得の主な動機は、企業防衛と市場開拓に求められています。ただし、具体的なメリットについては、まだ評価がわかれそうです。

 今治でのタオル産業の構造的不況については、外部からみるかぎり、解消にはほど遠い状況です。

 安売り競争では、もはや中国などにはかなわないのですから、高付加価値のあるタオルをいかに売っていくかということが大切だと思います。

 これはどの産業にもいえることで、安売りによって利益を出せる会社であればいいのですが、そうではない会社の場合には、別の方法により利益を出していかなければなりません。

 弁護士の世界でも、5,6年前は、知的財産の研修が日弁連でかなり行われました。その時の研修の際に、講師の先生に誘われて知財ネットに入会いたしましたが、かなりご無沙汰しているような状況です。それは、今のところ、知財の相談の需要が地方弁護士にはないように思えるからです。現に、寄井織布は私の父の会社ですが、今治のタオル屋さんでダントツの数の特許権を有していたとは、知りませんでした。

 人の2倍3倍研究熱心の父が、周りから「発明家」のように思われていたのは、知っていましたが(テレビにも度々出ていたように思います)、複数の特許権まで取得していたとは・・・ 驚きです。

 研究熱心の血を父から受け継いだ私も、研修好きですが、なかなか父のようにはいきません。

 尊敬すべきお父さんです 

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