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2008年4月20日 (日)

【消費者法】 過払い金 事情 愛媛 今治 

 今年に入って、過払い金を回収することが困難な事例が少し増えてきました。

 今年に入って、中堅の消費者金融ですら、請求金額の10%程度しか支払えないとか、3年の長期分割でお願いしたいとか、言われるようなところが、目立つようになってきました。

 過払い金の返還について結構譲歩して裁判所の和解や示談を成立させたにもかかわらず、倒産してしまったところもあります。大きな金額だったので、私もクライアント様も大きなショックを受けました。

 取引履歴の開示もきちんと対応してくれないところもあり、このような業者の場合には、行政処分の申立をしていますが、それでも、改善されない所もあります。

 裁判し判決をもらっても、確実に回収できるとは限らず、金融会社の財産を差押えをするなど苦労するような場面もあります。差押えしても空振りにおわる場合も考えられます。

 他方で、ご相談者の中には、弁護士に頼めば、確実に、過払い金回収ができるものと誤解される方もおられます。

 短期の取引が多く全体として負債が残りそうな案件で、任意整理の他、破産や個人再生、特定調停の概要をご説明したところ、過払い金だけの説明でいいと立腹された方がおられたのにはびっくりしました。

 高齢者の方の場合には、鷹揚な方が多いですが、40歳~50歳位の方は、過払い利息も気にされる方も少なくないです。やはり、お金に困っている方が多いのでしょう。

 なお、最近、「過払い」という用語が一人歩きをしており、離婚のご相談の際に、生活費を余分に出したから過払いを請求して欲しいとか、或いは、家賃を過払いしたから取り返したいなどと言われたことがあります。そんな時に過払いってわざわざ使わなくても・・・・と思いました。

 また、大手の消費者金融機関も体力が弱っているのか、負債が残る場合に、分割払いであれば、将来利息、つまり、金利をつけるよう強く要求しているところがあり、「あれ、10年前に戻ったのかな」と思うことがあります。

 過払い金など請求されることを希望される方、或いは、考えられている方は、早急に、弁護士に相談されることをお勧めします。

 特に高齢者の方の場合には、取引期間が長い方が少なくありません。また、既に完済されている事案で、完済から随分時間が経過している方もおられます。最近、最終取引から、9年11ヶ月を経過している事案を受け、大あわてで、提訴して、和解した案件がありました。1ヶ月遅れたら数百万円がパーでした。

 私の事務所でも債務整理事案については、積極的に対応させていただいております。但し、事務所に最低1回は来所できる方に限定させていただいておりますので、遠方の方は、近くの弁護士さんをお尋ね下さい。

 私の事務所の場合、個人の方の任意整理事案であれば、最初に、1社あたり、2万5000円(内税)となっています。4社だと、10万円(内税)となります。完済事案については、ケースにより、後払いでも対応しています。なお、事件終了時に、報酬金をいただきます。

 近くに知り合いの弁護士さんがいない場合には、弁護士会にお電話下さい。弁護士さんを紹介してくれるはずです。

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