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2007年12月13日 (木)

弁護士業務の専門化

 これまで、相談者の方などから、「先生のご専門はなんですか?」と尋ねられることが少なくありませんが、従来のマチ弁は、「一応なんでもやります。」と答える人が多いのではないでしょうか?

 一昔前は、渉外事件や知財事件に特化している事務所はあっても、それ以外の分野の依頼は、どの弁護士でもご対応していたのではないかと思います。

 ところが、最近は、労働事件や税務事件などやや特殊な分野だけではなく、債務整理や交通事故などどの弁護士でも対応できるとされてきた分野の専門化が著しいです。

 債務整理に特化している事務所は、HPやタウンページの広告などを使い、大々的に宣伝しているところが少なくありません。債務整理事件は、比較的に定型処理をしやすいところから、かなり多くの従業員を雇用して、大量的に業務を行っている所が相当数あるのではないかと思います。

 交通事故についても、専門化が進んでおり、ご依頼をされた弁護士により、かなり依頼者の受ける経済的利益が違っているのではないかと思われる事例もあります。特に、高次脳機能障害などは顕著だと思われます。ただ、交通事故の場合は、債務整理と異なり、個々の事案により慰謝料などの金額も異なってくることから、定型処理には向かないのではないかと思います。なお、交通事故専門の弁護士のHPは、勉強になる記事もたくさん載せてあったりされており、大いに参考になります。

 ただ、債務整理事件でも、過払いが生じているにもかかわらず、破産事件などで処理してしまったり、過払い金の利息を請求しない法律専門家?もおられるようです。

 そうなると、結果的に依頼人に経済的損失を与えることになるのですが、どの弁護士が、まじめで研究熱心な弁護士かは、外部からはわかりません。

 また、当然、質問しやすくて、かつ、回答が的確な弁護士がいいのに決まっています。

 なんとなく、弁護士の業界では、どの弁護士がよい弁護士なのかというのはわかるのですが、外部からはほとんどわからないと思います。

 特に地方ではその傾向が強いと思います。私が、HPやブログ、新聞等に記事を載せているのは、外部の方から、私のことを知っていただいた上、ご相談或いはご依頼をしていただければという思いからです。

 ただ、残念ながら、私にも、これが専門と胸を張って言える分野はないのですね。

 とはいっても、交通事故(大半が損保側ですが、被害者側も積極的に受けています)、債務整理、離婚は、かなりの割合を占めますので、必然的に、経験値だけは積んでいっています。

 しかし、経験値だけでは、他の弁護士と差をつけることはできませんので、事件を受ける度に、類似事案などを調査し、可能な限り、依頼人が満足できるような結果を得られるよう尽力しています。

 依頼人様と一緒によりよい方に、問題を解決していけたらと思っています。

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