過払い金事情 愛媛・今治
消費者金融機関等に対する過払い金請求は、裁判所の掲示板をみると、地裁、簡裁を問わず、相変わらず、活発なようです。
簡裁事件の掲示板をみると、特定の司法書士さんの名前が、ずらり並んでいます。
地裁事件の掲示板も、一定数過払い金請求事件の表示がありますが、受任弁護士の先生は、今治だけではなく、西条や松山などいろいろです。
私の事務所の場合、約80%は、示談にて回収しており、残りを、訴訟にて回収しています。
取引履歴の不開示、過払利息がかなり発生している場合、取引計算で折り合いがつかない場合には、訴訟提訴しています。
訴状では、過払金請求に対する弁護士費用、グレーゾーン金利に対する慰謝料請求、それに対する弁護士費用を、付加して、請求するようにしています。
訴訟提訴は、毎月15日(前後)と決めています。
ここまですると、相手方もかなり譲歩をしてくる場合が多いので、和解で解決する場合も少なくありませんが、取引履歴を開示してこない業者に対しては、判決までいくこともあります。
過払い金請求訴訟は、種々の法律上の論点が多く、また、様々な判例が出ているため、理解を深めようとは思いますが、なかなか、かゆいところにすべて手が届くとは限りません。
ただ、最近は、小さな貸金業者も、廃業するところも多く、また、廃業とまでは言わなくても、経営が厳しいところもあるため、過払い金請求の相手方がいない、或いは連絡がとれないという場合も少なくなく、ピークは過ぎたなあという印象を持っています。
完済事案も、データを消去された場合には、推定計算書を依頼人側で作成するのは困難です。データを消去されないうちに弁護士に相談しましょう。
消費者金融機関からの借り入れを完済している方、ずいぶん長い間消費者金融機関とおつきあいのある方、早く、近くの弁護士にご相談されることをお勧めいたします。
とはいっても、利率が低いような場合、最近、大きな金額を借りたような方の場合には、過払い金になっていないこともありますので、そのような方は、それほど、大きな期待はもたない方がいいかもしれません。
債務整理の相談が、10件あると、そのうち、2件は、破産、4件は、サラ金任意整理・サラ金調停、3件過払い請求(主として)、1件個人再生というような感じです。
私の事務所の場合、料金は、HPで公開しています。主として、過払い金になる場合には、後払いでも対応したりしています。
最近は、消費者金融機関の中には、負債が残った場合、一切、分割払いに応じてくれないところもあるため、その対応に悩まされています。以前は、一定期間放置するなどの荒技をかけたりしたのですが、最近は、余り荒技を使わなくなりました。
ひと昔前は、0になるだけでいいという人も少なくありませんでしたが、今は、過払い利息つけてきっちりという方が多くなりました。とりわけ、インターネット経由でご相談でこられる方は、いろいろご自身でお調べになられるのか、その傾向がお強いように思われます。
また、ご依頼人の中には、任意整理や破産免責後に借り入れをする方、個人再生の際に、特定の負債を隠す方などがおられます。そのようなことをすれば、後で、苦しい結果になることは予想できるとは思うのですが、なくなりません。
例えば、数年前の元破産の依頼人から、知らない業者から給料を差し押さえられた、どうしたらいいと言われたため、てっきり、債権者名簿に当該債権者の届け出を失念したのかと思い、様々な判例や本を調べ、相談に応じたところ、元依頼人からは、実は、最近借りて裁判までされていたということでした・・・・
徹夜で、請求異議訴訟や、執行停止の仮処分申請書の骨子までご用意させていただいたのですが、すべて無駄になってしまいました。(T_T)
全額返済するようアドバイスするだけです。
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