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2006年8月31日 (木)

弁護士業務の多様化

 弁護士数の増加に伴い、弁護士業務の多様化に一層拍車がかかることが予想されています。

 これとは別に、最近の法令などの改正により、弁護士業務は、より専門化しつつあります。

 都会の弁護士さんでは、交通事故専門、医療専門、債務整理専門、税務訴訟専門、海事専門、知財専門、渉外専門、労働専門などに分かれています。

 例えば、交通事故の場合、高次脳機能障害事案などでは、担当する弁護士さんの力量によって、裁判所が認めてくれる金額が大きく異なることが少なくないようです。

 債務整理は、専従の事務職員を大量に雇用して、マニュアル的に処理することにより、弁護士費用の単価を下げているようです。

 まだまだ、田舎では、「民事・刑事・家事一般」という極めて漠然としているようですが、そのうち、離婚専門、高齢者専門などに次第に分化してくるかもしれません。田舎でも、最近は、専門分野はなにかという問い合わせも増えつつありますので。

 従来、弁護士であれば誰でもできると言われていた債務整理、離婚、遺産分割などについても、裁判例や法令改正などにより、相当な研修を積まなければ、高品質のサービスを提供することは難しくなっております。

 今までは、司法試験という超難関な試験制度により、法曹の既得権が守られてきましたが、試験制度も大きく変わりましたので、弁護士もその動きに対応していかなければならないのでしょう。

 明治維新のころ、「武士の商法」として、失敗例の典型のような現象がありましたが、弁護士も、そのようなことにならないように、できる限りの努力していく必要があります。

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