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2005年8月20日 (土)

司法修習生

 弁護士、裁判官、検察官のいわゆる法曹の卵は、司法修習生と呼ばれ、私の時は、2年間、現在では、1年半の間、法律事務所、裁判所、検察庁で、勉強に励むことになる。

 私の時は、800人くらいの合格者だったが、現在では、合格者はかなり増えていること、また、若年合格者が急増していることから、東京中心の法律事務所に勤務を希望する者が多く、そのため、就職困難な状況に陥っていると聞いている。

 他方で、大手渉外事務所は、司法修習生ではなく、試験合格の直後からリクルートをはじめ、最近では、ロー・スクール生にも、それに近いようなことを行っているようだ。

 弁護士は、国民の権利を擁護することを目的としており、そこでいう国民は、いわゆる庶民の事をさすものと、言われている。消費者金融の支払いにおわれている者、欠陥住宅に苦しんでいる者、配偶者からの暴力に悩んでいる者、学校でいじめにあっている者、えん罪に苦しんでいる者などの権利を擁護することを基本的な職務にしているはずである。

 ところが、大手渉外事務所は、上記のような職務については消極的であり、また、若い弁護士の中にも、そのような職務を嫌う者が増加しており、既に、東京の弁護士会では公益活動や会務活動の維持が困難となっているという。

 田舎では、公益活動や会務活動も、多くの弁護士が積極的に参加し、それが故に、大きな信頼を得ている。国選弁護も、現在は、弁護士の数が増えたため、減少しているが、それでも、年間15件くらいはある。また、今日の日経新聞によれば、任期付き官僚として、金融庁や外務省などに出向する弁護士も増加しているようだ。田舎では、委員会などで条例の作成などに携わることもある。

 若い弁護士には、地方に戻ってきて欲しいものである(逆に、今、戻らないと、(地方でも)数が増えてからでは、遅いかもしれない。)。私も、来年くらいから、勤務弁護士をいれようと考えている。

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