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書籍紹介(交通事故)

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【RSD】

2019年2月21日 (木)

【RSD】 61歳男子主張の10級右足RSD及び同肩RSDの発症を労災認定基準から否認し、併合11級後遺障害を認定した 福岡地裁小倉支部平成30年4月17日判決

 自保ジャーナルNo2030号で紹介された福岡地裁小倉支部平成30年4月17日付判決です。

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            (今治城 →国際ホテル方面)

   自賠責12級7号右足関節可動域制限、同12級12号右第1趾中足指関節可動域制限の併合11級後遺障害認定も、

 10級11号右足RSD又は右足関節機能障害、同右肩RSD又は右肩関節機能障害の併合9級後遺障害を残したとする61歳男子原告の事案について、

 ①RSDの発症が認められるか否かについては、労災認定基準、すなわち、関節拘縮骨の萎縮及び皮膚の変化という3症状をいずれも満たすか否かにより判断することとなるとし、

 右足関節の拘縮については、健側である左足関節の可動域又は正常値との比較により、有為的な可動域制限が生じているものと認めることができる。そして、こうした可動域制限は、右足関節の拘縮によるものと認めるのが相当であるとし、

 骨の委縮については、原告の右足には、レントゲン画像上、労災認定基準を満たすような骨萎縮が生じているとは認めることはできない。・・・鑑定人は、D病院及びM医院において撮影された原告のレントゲン写真等を読影の上、原告の右足中足骨には極軽度の骨萎縮が認められるものの、労災認定基準上の骨萎縮には至っていない旨の意見をを述べているところ、上記意見に至る資料の検討や判断過程に問題があるとは認められないから、上記鑑定意見は十分に信用できると骨萎縮を否認し、

 皮膚の変化については、鑑定結果によれば、原告の右足皮膚に委縮は認められないし、鑑定に際して実施されたサーモグラフィー検査の結果によれば、左右の足の皮膚温に温度差も認められないから、鑑定人が原告を診察した平成29年1月19日時点において原告の右足皮膚に変化があったとは認められないとして、

 原告の右足の症状は、労災認定基準のうち、骨の萎縮及び皮膚の変化の要件を満たしておらず、RSDの発症は認められないと右肩RSD同様に、右足RSDの発症を否認しました。

 

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