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【耳の後遺障害】

2019年12月 6日 (金)

【耳の後遺障害】 73歳男子の自賠責11級認定の両耳難聴及び耳鳴りは、本件事故での右耳の難聴は認められないとして、14級認定されたトホホ判決

 自保ジャーナルNo2050号で紹介されたさいたま地裁令和元年5月7日判決です。

 

Kimg0592
 自賠責の後遺障害等級11級5号両耳難聴及び耳鳴りが、14級3号にDOWNしたトホホの事案です。
 
 原告は本件事故で脳震盪を伴う頭部打撲の傷害を負ったものと認められ、原告が平成24年5月31日に左耳の聞こえが悪いと申告して、左耳の難聴症状が本件事故後のものであると訴えていること、
 
 D診療所の意思も左耳について外傷性の難聴と診断して、原告の聴力障害は本件事故によるものであると判断していることからすれば、頭蓋骨骨折はないとしても、原告の左耳の難聴は本件事故に起因するものであり、それが平成25年8月23日の症状固定時まで、少なくとも改善しないままであつたことになる、
 他方で、右耳については、本件事故前の聴力検査はされていない上、受診時に原告自身も右耳の聴力の変化を申告しておらず、医師から右耳について外傷性難聴との診断もされていない。
 確かに、平成24年6月2日の時点での右耳の平均純音聴力レベルは左耳と同じ40㏈以上であるものの、それが事故によって生じた聴力障害を裏付ける証拠はない。
 
 確かに、本件後遺障害認定では、難聴及び耳鳴について、両耳の聴力が1m以上の距離では小声を解することができない程度になったものとして、11級5号に該当すると判断されているが、
 その理由としては純音聴力検査の結果、両耳の平均純音レベルが40㏈以上であったというだけであり、この認定手続において、本件事故前との聴力の変化が確認されたことはうかがわれないことから、自賠責保険の認定を受けているからといって、右耳の難聴を本件事故による後遺障害と評価することはできないとして、
 原告の難聴及び耳鳴の症状については、「1耳の聴力が1m以上の距離では小声を解することができない程度になったもの」(1耳の平均純音レベルが40㏈以上のもの)にとどまるというべきものであり、14級3号に認定すると判断しました。
 11級   →   14級    3等級downです。。。
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