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書籍紹介(交通事故)

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【交通事故相談センター】

2019年6月27日 (木)

【交通事故相談センター】 「高次脳機能障害に関する裁判例の動向」を受講しました。

 「高次脳機能障害に関する裁判例の動向」として、自賠責保険の認定が争われた事例を中心に、札幌の弁護士さんが解説されていました。高次脳機能障害事案もかなりの件数を取り扱われておられるようです。 

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 また、その弁護士さんですが、交通賠償と金融商品関係の2分野を専門でされておられるようです。札幌は都会なので、ある程度の専門分野を作るのが可能なんでしょうね。それはさておき、講義の内容はとてもよかったです。田舎弁護士の頭の整理のために、目次だけでも拾い出してみます😃
第1 高次脳機能障害の後遺障害等級
1 自賠責保険
(1)認定基準
 ア 存否
 イ 程度
(2)手続
 ア 提出する資料
 イ 認定手続
 ウ 異議
 エ 自賠責保険・共済紛争処理機構
2 労災保険
(1)認定基準
(2)手続
3 民事訴訟
 
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第2 裁判例の分析
1 表1~表3の見方
2 高次脳機能障害の存否が争われたケース
(1)否定判決
(2)肯定判決
(3)若干の分析
ア 意識障害の有無・程度
イ 画像所見
ウ 神経心理学的検査
エ 事故の重大性(あるいは軽微性)
オ 症状の経過
(4)高次脳機能障害の有無についての判断基準
(5)MTBIの主張
(6)労災との相違
(7)長期経過後の提訴
(8)その他の論点について
ア 画像上の脳萎縮・脳室拡大の所見の扱い
イ 慢性期の画像で異常所見が消失している例
ウ 画像所見はあるが意識障害がない(もしくは軽度)のケース
エ 原告の立証責任
3 高次脳機能障害の程度が争われているケース
(1)当事者が争ったが自賠責保険と同じ等級を認定した例
(2)自賠責保険よりも下位等級を認定した例
(3)自賠責保険よりも上位等級を認定した例
(4)分析(主張立証のポイント)
ア 意識障害と画像所見
イ 神経心理学的検査
ウ 日常生活状況・就労状況
エ 立証方法について
① 医師の意見及び医療記録
② 被告側の反証
③ 原告本人尋問
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第3 請求側弁護士としての準備・対応
1 意識障害についての所見
2 画像
3 症状の経過の確認
4 労災事案での資料の取得
5 手続の選択について
 ⇒田舎弁護士も、思えば登録5年未満のころは、交通事案も慣れておらず、自保ジャーナル等で紹介されるような裁判例もほとんどとれませんでした。3社の大手損保会社から依頼を受け、損保弁護士として、大活躍した(?)数年がなければ、事件数もなく、交通事故事案も得意という分野までに昇華させることができなかったと思います。
 今では損保弁護士はほぼ卒業しているので、被害者の方の適切な補償を得るために、精一杯頑張らせていただくことに幸せを感じております。
 損保会社からの相談や紹介はなくなりましたが、被害者の方からのご相談の予約は継続して対応させていただいております。
 頑張りたいと思います(他方で、無理なものについては無理と言わせていただいております)
 このような研修を受けられることは、被害者側弁護士としては大変ありがたいことです。
 

2019年6月26日 (水)

【交通事故相談センター】 損害保険料率算出機構の方の講演 高次脳機能障害認定の手続きの流れと問題点

 日弁連交通事故相談センター主催の研修会が、東京御茶ノ水でありました。

 損害保険料率算出機構の方のご講演でしたが、基本的な説明で、交通事故事案をよく勉強している😃 田舎弁護士的にはいささか物足りなかったです😃 。

 認定の流れについてはよくわかりましたが、問題点についてはあまり言及がなかったように思われます。

 例えば、「頭部への受傷が軽度とされ、画像検査資料を得ることが難しい場合でも、高次脳機能障害の症状が認められる場合は、受傷当初の意識障害の有無や程度、症状経過等を把握するため、救急搬送時の記録や、他院に転院される際に転院先に提供される連絡文書などの情報の提供をお願いすることがあります。」と説明されていますが、頭部への受傷が軽度とされ、画像検査資料が得ることが難しい場合において、かかる資料の提供により、自賠責保険において高次脳機能障害が認定されるのか、認定されるとすれば、どのような場合なのかを知りたかったのですが、説明がありませんでした。

 また、「MRI・CT等の画像所見が認められず、MTBI、軽度外傷性脳損傷の診断がなされている事案については、労災保険での取り扱いと同様、損保料率機構の本部において慎重に審査・認定を行います。」とありますが、認定されたようなことがあったのかどうかも知りたかったのですが、説明がありませんでした。

 我々弁護士は、加害者側、被害者側、いずれの立場に立っても、高次脳機能障害が自賠責保険で認定を受けられるかどうかに極めて大きな関心を抱いております。微妙な事案の場合、何が理由で認定が受けられたのか、或いは、受けられなかったのかを知りたいのです。

 もっとも、欲しかった「頭部外傷後の意識障害についての所見」等が手に入ったのはよかったです。

 平成30年報告により書式がかわったのですが、ネット等で探してもみつけることができなかったので、よかったです。

2019年6月25日 (火)

【交通事故相談センター】 2019年度高次脳機能障害相談研修会に参加しました。

 日弁連交通事故相談センターの2019年度高次脳機能障害相談研修会に参加しました。

 場所は、TKPお茶の水カンファレンスセンターです。

 テーマは、次のとおりでした。

 損害保険料率算出機構の方から、高次脳機能障害認定手続の流れと問題点

 青野渉弁護士から、高次脳機能障害の障害等級争点事案裁判例の傾向 

 研修終了後は、懇親会です。 

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 田舎弁護士ですが、現在、おそらく業務の4分の1くらいが交通事故、しかも、被害者の方からの依頼事件がほとんどとなっております。

 高次脳機能障害事案も複数件あります。

 高次脳機能障害事案においても、被害者のため、適切な補償が得られるよう勉強を重ねたいと考えて降ります。

 交通事故事案(被害者事案)は、しまなみ法律事務所におまかせあれ~

2018年8月 4日 (土)

【交通事故相談センター】 自賠責保険高次脳機能障害報告書の着目点

 自賠責保険高次機能障害報告書が5月31日に公表されていたことから、今回は、その概要についての解説でした。

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 高次脳機能障害事案については、田舎弁護士の事務所でも、相談の少なくない案件の1つです。ただ、この種の事案はどうしても金額が大きくなりがちなので、相手方損保も積極的に反論してくるというとても難しい案件の1つです。

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 今回の報告における検討店は、次の3点です。

 第1は、CT/MRIの画像所見がなくても、高次脳機能障害ありとする事案があるか、あるのであれば、それを判定する手法があるか

 第2は、メインの論点ではないが、MTBIをどう評価するかを明確にする

 第3は、労災の障害認定基準と同様に程度評価をすべきなのかー画像所見のない場合も認める余地のあるような14級の高次脳機能障害というものは、どんなものなのか

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 まとめとしては、平成23年報告とくらべて、あまり変化はないようです。なお、医学分野からの意見などについては、再診の情報といて参考になりそうです💦





2018年8月 3日 (金)

【交通事故相談センター】 自転車事故について

 次の講演は、「自転車事故について」でした。自転車事故も四輪車に巻きこまれるものもありますので、田舎弁護士の事務所にも相談がありますが、自転車対自転車、自転車対歩行車という類型は、ほとんど相談がありません。何故かはわかりません。

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 講義では、自転車事故の問題から始まり、自転車事故をカバーする保険、自転車事故と責任論、自転車事故と過失相殺についての解説がありました。

 自転車に対する交通法規って、余り意識されることがないのではないかと思います。

 通行区分では、①車道通行の原則、②歩道通行、③路側帯の通行、④自転車道通行義務、⑤自転車横断帯、

 車道・道路の通行方法としては、①自動車と同一の規制、②左側端通行義務、③自転車が従うべき信号、④右左折の方法、⑤乗車積載の方法、⑥運転者の遵守事項です。

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 自転車についてもよく学習しておく必要がありますね💦

 講師の先生は、自転車同士の事故についての赤い本の過失相殺基準の試案をまとめられた弁護士さんです。

2018年8月 2日 (木)

【交通事故相談センター】 物損事案解決の基礎知識

 最近、物損事案の相談が増えております。弁護士費用特約の保険が増えているからでしょう。

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 研修会では、まず、物損事案解決の基礎知識についての研修がありました。

 修理の相当性から始まり、全損の場合の時価、車両の全損に伴う買替え諸費用、評価損、所有権留保物件、リース物件の損害賠償請求、代車使用料、休車損害についての解説があり、

 また、自動車以外の損害として、自転車の損害、建物の損壊、積荷損害、ペット、動物に関する損害、道路施設の損壊、物損の慰謝料等についての解説もありました。

 ベテラン弁護士による、重厚な講義でした。

 資料も豊富で、もう少し時間が欲しかったな💦と思いました。

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2018年8月 1日 (水)

【交通事故相談センター】 平成30年度本部研修会に参加しました。

 先日、神戸三宮で開催されました日弁連交通事故相談センターの本部研修会に参加いたしました。

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 交通事故相談センターの研修会ですが、大変久しぶりの参加です。この研修会は、講師が日本の交通事故分野を代表される方々なので、とても人気が高いものです。

 弁護士対象と事務局対象に分かれています。

 研修の前に、報告がありました。残念ながら、相談・示談斡旋実績が年々減少しているということです。

 減少の原因までは分析されておりませんが、昨今、ネットで、「交通事故、無料相談」と検索すれば、多数の相談窓口がヒットされるので、個人的には、相談媒体が増えたことが原因ではないのかなと思っております。

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 話は変わりますが、幸いなことに、田舎弁護士の事務所では、顧問先の増加により忙しさは一層増しておりますが、他方で、過払い事案はほぼ依頼がなくなったことに鑑みれば、交通事故事案もそのうち似たようなことになるのではないかと思います。

 消費者の方からすれば、交通事故事案について、どの弁護士がどの程度経験があり研究もしているのかということはわかりません。

 若手の弁護士さんのHPをみても、豊富な実績とか書かれていることもあります。自己申告ですから。

 個人的な見解ですが、見分け方としては、まず、相談される弁護士さんが、自保ジャーナルや交通事故民事裁判例集等の交通事故事案の紹介されている裁判例に多数関与している弁護士さんであるかどうかを確認されたらどうかと思います。

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 また、土曜日や日曜日に無料相談を標榜する事務所も避けた方がよいように思われます。ご依頼事件に費やす時間がとりにくくなるからです。 

 そんなことをふと思いながら受けた研修でした💦

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