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書籍紹介(交通事故)

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【日本損害保険協会】

2018年1月27日 (土)

【日本損害保険協会】 医療セミナー 脊椎・脊髄の基礎知識

大阪千里ライフサイエンスセンターにて開催された日本損害保険協会主催医研センター主催の医療セミナーに参加しました。今回のテーマは、「脊椎・脊髄の基礎知識」で、講師は慶應義塾大学医学部整形外科岡田英二朗医師です。

 

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 3部構成です。

 第1部は、「脊椎・脊髄の構造と働きについて」でした。まず、脊椎は、生理的に、頸椎7個は前弯、胸椎12個は後弯、腰椎5個は前弯という解剖学的なお話から入りました。脊椎は、それぞれが連結し1つの関節としてつながり形もそれぞれが異なります。椎骨の形状について、第4腰椎を例に詳しく説明がありました。上位頸椎から始まり、中下位頸椎、胸椎、腰椎、仙骨・尾骨について解説がありました。そして、椎間板の構造、変性についてのお話があり、椎間板組織への血行減少に伴う損傷が椎間板変性のイニシエーションであり30歳以前にこの変化が生じるということでした。脊柱靭帯については、後縦靭帯、黄色靭帯についての解説がなされました。そして、脊髄や神経根という神経組織や主要な神経路や髄膜についての解説がありました。診察については、視診、問診、理学的な検査についての解説がありました。

 第2部は、「頚部・胸部・腰部によくある外傷およびその治療について」でした。

 まずは、脊椎・脊髄損傷についての解説です。脊椎損傷はせぼねの損傷、脊髄損傷は神経の損傷でした。脊髄損傷については、障害高位によって麻痺に違いがあります。また、完全損傷と不完全損傷があり、不完全損傷は、中心性損傷、片側損傷、横断損傷の3タイプがあります。麻痺の程度は、Frankel分類が参考になります。

 軟部組織損傷については外傷性頚部症候群が取り上げられ、また、脊椎損傷についても、上位頸椎損傷、中下位頸椎損傷、胸腰椎損傷とその診断、治療について解説がありました。

 第3部は、「脊椎・脊髄によくある疾患」でした。これについては、①変性疾患として、椎間板ヘルニア、脊椎症、後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症、②腫瘍性疾患として、原発性脊椎損傷、転移性脊椎損傷、脊髄腫瘍等が、③炎症性疾患として、関節リウマチ、強直性脊椎炎等が、④外傷性疾患として、上位頸椎・頸髄損傷、中下位頸椎・頸髄損傷等が、⑤血管障害として、特発性硬膜外血腫等が、⑥脊柱変性として、脊柱側弯症、歯突起骨、頭蓋環椎癒合症等について解説がありました。

 数年前に私も腰椎椎間板ヘルニアを患い、手術により治したということがあります。腰椎椎間板ヘルニアにより、おしりから下肢にかけてしびれや痛みを感じ、ついには立つて歩行することも困難な状態に陥りました。腰椎椎間板ヘルニアの病態は、変性した髄核が繊維輪に生じた亀裂を通じて、脊柱管内へ膨隆、脱出し神経を圧迫し、腰椎・下肢痛をきたしたものです。L4/5ついでL5/S1椎間に後発しますが、私もまさのそのとおりでした。疼痛性跛行や疼痛性側弯の写真がのっていましたが、私の場合もまさにそのとおりでした。結局、手術適用となり、内視鏡下ヘルニア切除術が現在では低侵襲手術として実施例が多くなっており、私もその方法により治しました。現在では、新しい腰椎椎間板ヘルニアの治療法として、化学的髄核融解術が治験終了で近々認可される見通しのようです。

 今後とも医学の勉強は継続してきたいと思います。

 

 

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2017年9月28日 (木)

【日本損害保険協会】 医療セミナー「薬理の基礎知識」

 先日、御茶ノ水の損保会館で開催されました日本損害保険協会主催の医療セミナー「薬理の基礎知識」を受講しました。

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 講師は、小野真一日本大学薬学部教授です。

 薬の基礎知識として、薬の投与経路、吸収、分布、代謝、排泄、薬物の効果に影響を与える因子(生体側)、同(薬物側)、薬の作用機序等について学びました。

 受容体を介する機序 レセプターと呼ぶらしいですが、細胞・組織には薬物が特異的に結合する部位ー受容体があり、この受容体を介して、効果を発揮するとのことです。

 発揮する薬物を、アゴニスト、抑制する薬物をアンタゴニスト と呼ぶようです。。。

 受容体サブタイプの例、作用機序の例の説明になると。。。。

 睡魔が。。。。

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 薬の基礎知識2では、麻酔薬、鎮静薬・催眠薬についての解説があり、薬物依存についての説明がありました。

 そして、末梢神経に作用する薬についての解説があり、てんかん、鎮痛剤(痛みの分類)、抗菌薬、止血剤等についての解説がありました。

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 薬の基礎知識3では、薬機法についての説明、医薬品、日本役局法、医薬部外品、添付文書等についての説明がありました。

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 薬の基礎知識4では、頭部外傷、脳血管障害による高次脳機能障害とその処方例、脊髄損傷による高次脳機能障害とその処方例、薬剤に起因する有害事象例等についての説明がありました。

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 とても眠かったですたい。happy01

2017年3月14日 (火)

【日本損害保険協会】 医療調査の留意点 

 医療調査の留意点は、あの、順天堂大学医学部整形外科・スポーツ診療科講師の井上久先生でした。

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 お話はいつものように面白くてあっというまに4時間が経過してします。。。

 講義のテーマは、医療現場の実情、医学論と損害賠償論、医療照会の実務と留意点、個別症例への解説でした。

 う~ん 

 きいているときは、ふんふん で聞いているのですが、あまり記憶に残っていないや。

 医療審査覚書をもらったので、これで復習しておけ ということなのでしょう。

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                 (研修会場)

2017年3月13日 (月)

【日本損害保険協会】 後遺障害認定の基礎と着眼点

 後遺障害認定の基礎と着眼点を受講しました。

 講師は、大友重雄損害保険協会顧問です。

 以前、1度受講したことがありましたので、今回の講義はスマートにきくことができました。途中で行われた試験にも正解しました!

 後遺障害等級表の内容とその仕組みについて、勉強されている弁護士さんって少ないと思います。

 講義では、後遺障害認定基準、後遺障害等級表とその仕組み、後遺障害実態把握のポイント、精神神経障害に係る後遺障害の等級認定実務 等でした。

 まず、後遺障害等級表の内容ですが、「系列」、「序列」、「併合」、「相当」、「加重」について、田舎弁護士の知り得る限り、正確に理解されている弁護士さんに、この地域であったことはありません。

 ただ、これを知らないと、事前認定票をお持ちになられた方に対する異議申し立てを的確にアドバイスすることができません。

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               (第1日目の夕食)

 「系列」についても、特例があったり、「序列」についても、調整が必要になったり、併合繰り上げができないものがあったり、等級表にないものの取扱いがあったり、複雑です。

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 後半は、後遺障害認定における着眼点です。

 頸部損傷、高次脳機能障害、MTBI、非器質性精神障害、PTSD、脳脊髄液減少症、CRPS、繊維筋痛症についての言及がありました。

 最近、後遺障害認定について相談される方が増えているので、交通事故を取り扱う弁護士は是非とも受講しておく必要がある講義の1つですね。

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2017年3月12日 (日)

【日本損害保険協会】 頭部外傷 講義 島克司先生

 島克司先生の講義も、過去何回か受講させていただきました。

 頭部外傷の基礎的な知識の確認、画像診断の実際、高次脳機能障害・MTBI、低髄液圧症候群(診断基準・画像診断)等がテーマでした。

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 脳の解剖学的・生理学的特殊性からご講義が始まり、脳に特異な病態として、頭蓋内圧亢進、脳浮腫、脳ヘルニア、脳虚血、意識障害、高次脳機能障害について解説されました。

 また、解剖学的な分類、臨床症状による分類等、頭部外傷の分類についても解説されました。

 高次脳機能障害については、本日のメインテーマでもありましたので、MTBIを含み、かなり丁寧な説明がなされております。

 そして、最後に、低髄液圧症候群をめぐる問題です。ただ、田舎弁護士にとっては、低髄液圧症候群を巡る相談はここ数年なくなり、過去のものになりつつあります。10年ほど前は当該診断名の方の事案の相談をボツボツ受けておりましたが、ここ数年はありません。 他方で、高次脳機能障害関連は少しずつ増えております。

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              (第2日目のランチ)

2017年3月11日 (土)

【日本損害保険協会】 骨折 講義 池上博康教授

 骨折は、池上先生のご講義でした。

 池上先生のご講義は、10数年前に、医研センターに月ヶ瀬研修所があった時代にはじめて受講し、わかりやすく、また、楽しくお話しをされる方だなあという印象を現在まで抱いております。

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 講義では、骨折の基礎的な医療知識の確認、骨折の後遺症、骨折の合併症、骨折の慢性疼痛についての説明がありました。

 軟部組織損傷としては、①三角繊維軟骨損傷(TFCC損傷)、②肩腱板損傷、③RSD(CRPSタイプⅠ)についての解説がありました。

 最近、田舎弁護士の事務所でも、TFCC損傷を取り扱う例が増えておりましたので、勉強になりました。また、肩の腱板断裂やインピンジメントも多くはありませんが、時折取り扱うことがあります。RSDは、相談段階で1例位しかありません。

 スライドは見ているだけで復習になります。

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 初日目のモーニングです。これで、650円ですたい。

 

2017年3月10日 (金)

【日本損害保険協会】 弁護士メディカル応用コース

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 3月2日~3日にかけて、神田淡路町のワテラスアネックスで開催されました損害保険協会主催の弁護士メディカル応用コースに参加してまいりました。

 ①「骨折講義」池上博泰東邦大学医学部整形外科学講座教授、

 ②「頭部外傷」島克司医療法人聖心会南古谷病院理事長・院長、

 ③「後遺傷害認定」大友重雄日本損害保険協会医研センター特別顧問」、

 ④「医療調査」井上久順天堂大学医学部整形外科・スポーツ診療科講師)

を受講しました。

 2泊3日の間の研修ですが、初日が午前8時30分受付なので、やむなくcoldsweats01、ホテルに前泊することになりました。

 弁護士は65名の参加があったようです。参加費は、1名あたり、5万4000円です。交通費や宿泊費を入れると、ゆうに10万円を超えます。事務所を不在するので、その間、相談等を承ることができません。他方で、このような研修に積極的に参加しておかないと、高品質なリーガルサービスを提供することはかないません。 

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            (講習会場 ワテラスアネックス)

2017年1月24日 (火)

【日本損害保険協会】  医療セミナー 高次脳機能障害~新しい診断基準としてのDSM-5と新しい画像所見

 結局、吉本先生は、まとめとして、

 まず、①受傷時の意識と健忘のチェック、記憶の連続性の確認を行うよう説明されました。

 救急隊の記載、入院診療録等の点検、実況見分調書や供述調書等の確認です。

 次に、②症状の時間的経過を確認するよう説明されました。

 頭部外傷後の精神状態の推移をたどっているかどうかの確認です。

 そして、③行政、労災、自賠責、DSM-5の各診断基準に合致しているかの確認で、合致していない場合には、適切な反論が必要となります。

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 医学の進歩も、法律の進歩も、激しいものがあります。東京に出て、著名な先生方のホットな議論についてのセミナーを受講して、地方の弁護士と雖も、クライアントに迷惑をかけない程度には勉強しておかないと、ダメだなと感じました。また、多数の損保会社の第一線で活躍されている現場の方もこられておりますので、損保の担当者の考え方等も知る上でも、重要な機会だと思います。

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 めちゃくちゃ頭使った後に飲むアルコールは最高ですね 🍺

2017年1月23日 (月)

【日本損害保険協会】  医療セミナー 高次脳機能障害~新しい診断基準としてのDSM-5と新しい画像所見

 吉本医師は、年間100件の意見書を作成されるようですが、その中で、被害者側から、①文献と多数の診療科の診察に基づいた主張、②神経心理学的検査に基づいた主張、③統計解析画像に基づいた主張、④MTBIでは症状は遅れて発生するとする主張が行われることがあり、(ここでは紹介しませんが)そのような主張に対する対応のポイントについて、詳しく説明がありました。

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 詳しい解説は、医研センタージャーナルにも紹介されていますが、なんせ医学的な用語が多様されていることから、理解が追いつきませんでした。

 自賠責保険で被害者の要望に達する高次脳機能障害が認定されていない事案で、被害者側につくにせよ、加害者側につくにせよ、現在の議論についていける程度の知見を有していないと、クライアントに迷惑がかかりそうです。

 そのような意味で、医研センターでのセミナーは費用はかかりますが、大変ありがたいところです。

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2017年1月22日 (日)

【日本損害保険協会】  医療セミナー 高次脳機能障害~新しい診断基準としてのDSM-5と新しい画像所見

 先日、池坊東京会館で開催された損保協会の医療セミナーに参加してきました。

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 テーマは、高次脳機能障害 -新しい診断基準としてのDSM-5と新しい画像所見ー ということでした。

 今回の医療セミナーの講師は、交通賠償で知らない人はいないと言われる吉本智信医師です。

 PET、SPECT、MRIのテンソル画像といった新しい画像解析方法を用いて、脳の器質的損傷が確認された高次脳機能障害を発症したと主張する事案が最近増えているようです。

 今回のテーマはこのような主張が適切であるかどうかということでした。