【日本賠償科学会】 第77回研究会が岐阜で開催されます。
本日、日本賠償科学会から、岐阜で開催される第77回研究会の案内が届きました。
大島 眞一: 交通事故事件の実務-裁判官の視点-
(★★★★)
狩倉 博之, 渡部 英明, 三浦 靖彦, 杉原 弘康, 狩倉 博之, 渡部 英明, 三浦 靖彦, 杉原 弘康: 弁護士費用特約を活用した 物損交通事故の実務
田舎弁護士お勧めの1冊です。基本的なこと、そして、応用的なことを簡潔にまとめています。 (★★★★★)
大塚 英明: 交通事故事件対応のための保険の基本と実務
(★★★★★)
後遺障害入門―認定から訴訟まで
(★★★★★)
藤村 和夫: 交通事故II 損害論(第2版) (判例総合解説)
(★★★★★)
実務 交通事故訴訟大系
(★★★★★)
交通事故判例百選 第5版 (別冊ジュリスト 233)
(★★★★★)
高山 俊吉: 入門 交通行政処分への対処法
(★★★★★)
牧野 隆: 捜査官のための交通事故解析 第3版
(★★★★★)
中込 一洋: 駐車場事故の法律実務
(★★★★★)
北河 隆之: 逐条解説 自動車損害賠償保障法
(★★★★★)
宮崎 直己: 判例からみた 労働能力喪失率の認定
(★★★)
〔補訂版〕交通事故事件処理マニュアル
(★★★★★)
プラクティス 交通事故訴訟 (SEIRIN PRACTICE)
(★★★★★)
交通事故診療と損害賠償実務の交錯
(★★★★★)
道路管理瑕疵判例ハンドブック第三次改訂版
(★★★★★)
認容事例にみる後遺障害等級判断の境界-自賠責保険の認定と裁判例-
(★★★★★)
宮尾 益和: 弁護士・実務者のための後遺障害教本―整形外科領域
(★★★★★)
日本臨床整形外科学会: Q&Aハンドブック交通事故診療
(★★★★★)
富松 茂大: 自動車事故の過失認定
(★★★★★)
互 敦史: 基礎から分かる 交通事故捜査と過失の認定
すばらしい書籍!
責任原因や過失相殺の時には是非とも読んでおく必要があります。 (★★★★★)
高野真人: 要約 交通事故判例140 (要約判例シリーズ)
(★★★★★)
髙木 宏行: 自転車事故の法律相談 (法律相談シリーズ)
(★★★★★)
高橋 正人: 実務 保険金請求入門―事例に学ぶ保険法の基礎と実践
(★★★★★)
別冊 判例タイムズ 38号 民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準[全訂5版]
絶対に必要不可欠な書籍です。 (★★★★★)
北河 隆之: 詳説後遺障害―等級認定と逸失利益算定の実務
(★★★★★)
自賠責保険のすべて 12訂版
(★★★★★)
賠償科学―医学と法学の融合
(★★★★★)
Q&Aハンドブック交通事故診療
(★★★★★)
交通損害関係訴訟 (リーガル・プログレッシブ・シリーズ)
(★★★★★)
保険判例 2013
(★★★★★)
藤村 和夫: 交通事故I 責任論〔判例総合解説〕
(★★★)
加藤 了: 交通事故の法律相談
(★★★★)
北河 隆之: 交通事故損害賠償法
平成23年4月15日に発行された書籍です。 (★★★★★)
宮崎 直己: 交通事故 損害賠償の実務と判例
平成23年1月に発行された書籍です。 (★★★★)
日本臨床整形外科学会: Q&A交通事故診療ハンドブック 3訂版 医療機関のためのガイドラインと患者対応のノウハウ
主として治療機関側から交通賠償を鳥瞰した書籍です。 (★★★★)
石橋 徹: 軽度外傷性脳損傷 (SCOM 035)
平成22年6月29日付けブログご参照下さい。 (★★★★★)
石橋 宏典: 事故はなぜ起こる!? (ナレッジエンタ読本)
平成22年6月25日付け日誌をご参照下さい (★★★★★)
みらい総合法律事務所: 交通事故訴訟における高次脳機能障害と損害賠償実務
基礎的な書籍なので、私にとっては、わかりやすかったです。 (★★★★★)
本日、日本賠償科学会から、岐阜で開催される第77回研究会の案内が届きました。
12月7日、はまぎんホールで開催された日本賠償科学会第75回研究会に参加しました。
第1部の基調講演は、「改正民法415条と医療訴訟における債務不履行責任ー改正民法によつて医療訴訟における債務不履行責任の判断構造は変わるのか」
第2部はシンポジウム「医療事故調査制度の現在」として、①「医療事故調査制度について」、②「医療における安全と安心について考える」、③「医療事故調査事故制度とその課題」、④「医療事故解剖症例 どう動く」、⑤「医療側弁護士からみた医療事故調査制度」です。
第3部は、総合討論です。
冬は、昭和大学で開催することが多いのだけど、今回は、横浜ですね。
6月1日に、東京の法政大学で、日本賠償科学会第74回研究会が開催されましたので、田舎弁護士も参加しました。
12月1日、中央大学多摩キャンパスにて開催された日本賠償科学会第73回研究会に参加しました。
2部構成で、第1部は、医療現場における決断のコンセプトとして、福井次夫聖路加国際病院院長の講演をきくことができました。
第2部は、損害賠償における因果関係と原因の認定というテーマで、
① 茂野卓 白根徳洲会病院脳神経外科顧問 の、MTBIとは何か
② 荒井稔 東京臨海病院精神科部長の、精神疾患の原因とその後遺障害
③ 三木健司 大阪行岡医療大学医療学部特別教授の、厚労省CRPS判定指標作成委員からみたCRPS、疼痛の原因判断
④ 加藤新太郎 中央大学教授の、医療事故における因果関係認定の規範と実務、
⑤ 亀井隆太 横浜商科大学商学部准教授の、交通損害賠償における割合的判断の理論
でした。
中央大学の教室で講義を受けたのは、大学卒業して初めてかな。
賠償科学No46が送られてきました。賠償科学会告知板をみると、愛媛の弁護士さんが入会されたようです。
それはさておき、松居英二弁護士による「損害賠償における客観的所見の意義」は参考になります。
目次を拾い上げるだけでも勉強になりそうです。
第1 はじめに(近時の人身損害賠償実務における大きな流れ)
1 賠償・補償の考え方
2 医学分野における発展・進化
3 「目に見えにくい後遺障害」への注目
第2 「目に見えにくい」被害を巡る人身損害賠償
1 「目に見えにくい」とは
(1) 器質的な原因が「目に見えにくい」
①身体損傷が「目に見えにくい」
②症状に見合う原因が「目に見えにくい」
(2) 原因が「目に見えない」
第3 民事損害賠償請求の要件事実と主張立証責任
1 損害賠償請求権の要件事実と証明
第4 事実認定における「客観的所見」の意義
1 「自覚症状」と「他覚的所見」(客観的な所見という視点からの整理)
2 他覚的所見の種類と客観性の程度
第5 考察
1 民事損害賠償訴訟における客観所見の意義
2 損害賠償における疾患該当性の要否
3 目に見えにくい問題のこの先
第6 終わりにかえて
最近、本当に、目に見えにくい問題をみることが増えました。
日本賠償科学会の元理事長である杉田雅彦先生は、田舎弁護士の大学の大先輩ですが、田舎弁護士も身の程知らず10年位前に日本賠償科学会に入会し、そして、研究会終了後の懇親会に参加した関係で、杉田先生からは、以降、可愛がっていただき、時折、お電話やお手紙を頂戴しております。
今回も、丁寧なお手紙と杉田先生の最近執筆された論文を送っていただきました。
まずは、医療判例解説65号で、「主観病 目に見えない・見えにくい後遺障害問題と高裁判決から見た髄液漏症判決の研究」です。医療従事者向けにわかりやすい解説がされています。
また、田舎弁護士も時折紹介される交通事故民事裁判例集の第47巻索引・解説号に、CRPS(RSD)の損害算定事例についての論文は、現在の日本賠償科学会の理事長である小野賀昌一中央大学法学部教授も同封されていました。
なんと、杉田先生は、誕生日が田舎弁護士と同じで、77歳になられます。おめでとうございます。
6月3日に、東京浅草橋のヒューリックホールで、日本賠償科学会第70回研究会が行われました。
基調講演は、「労働者健康安全機構の使命~労災撲滅・労災防止へのあくなき戦い~」として、有賀徹労働者健康安全機構理事長のご講演がありました。
その後は、「産業保健をめぐる賠償科学の諸問題~産業保健のトピックとストレスチェック義務化をめぐって」というテーマのシンポジウムが開催されました。
個別報告は、4つでした。
① ストレスチェック制度義務化の概要・産業医の職務との関係
これは、厚生労働省の役所の方のご講演でした。
② 専属産業医としてストレスチェック制度導入に携わっての所感は、ヤマハの産業医の方のご講演でした。
③ 精神科臨床床から見た産業保健とストレスチェック制度は、臨床医の先生のご講演。
④ 産業保健・ストレスチェック制度における医的・法的な問題については、医師の資格を有する弁護士の先生のご講演でした。
ストレスチェックって、顧問企業を中心に管理部門からご相談を受けることが少しずつですが、増えております。
今回の研究会を受講したおかげで、顧問企業からのご相談にも的確に回答できそうです💦
なお、第71回研究会は、12月2日静岡の予定です。これは少し参加きついかな (´;ω;`)
日本賠償科学会が発行されている「賠償科学」No45号が送られてきました。
第66回日本賠償科学会研究大会シンポジウムについての講演等が反訳されて紹介されていました。
テーマは、「医療機関と法的問題ーよき医療のための法の在り方」でした。
医療機関で生じる法的諸問題、医療機関の法的問題と対応(亀田総合病院の場合)、複数医療機関の連携と法的問題、組織医療における損害賠償責任などについての講演が収録されていました。
田舎弁護士も、研究大会には参加しております。
(平成28年12月の研究大会)
12月の研究大会は、昭和大学で開催されることが多いですが、けっこうきれいですよ。
(昭和大学)
日本賠償科学会第69回研究会プログラムです
3としては、認知症高齢者への家族の監督責任と賠償義務という題で、日本大学法学部教授の清水恵介弁護士がご講演されました。
JR東海事件最高裁判決を踏まえて ということでしたが、このあたりから、田舎弁護士も、朝早かったものですから、こっくら こくっら・・・・とどこかに漕いで行ってしまいました。
4としては、福島原発事故における高齢者の損害賠償問題として、高梨滋雄弁護士がご講演されていました。
避難関連死訴訟については、東京地裁において6件判決がされているようです。そこでは、高齢者特有の事情によって、素因減額されているかどうかについての解説がされていました。
シンポジウムは、先ほどの先生たちをシンポジストとして、高齢者問題について、徹底討論がされました。
12月3日に開催されました日本賠償科学会第69回研究会に参加してまいりました。
今回のテーマは、「高齢者をめぐる法律問題と医療問題」です。
第1部は講演です。
1つめは、高齢者の意思・判断能力で、平井茂夫医師がご講演されました。
判断能力評価として、伝統的な診断基準
疾患別として、認知機能障害の典型的な進行
意思能力判定の最重要例として、英国の遺言能力判定
そして、どういう事例で、精神科医にどういう依頼を出せばよいのかということです。
2つめは、高齢者にまつわる損害賠償として、古笛恵子弁護士がご講演されました。
高齢者をめぐる論点として、A被害者としての高齢者の場合には、
1 因果関係、素因減額
2 消極損害(休業損害、逸失利益)
① 基礎収入
② 就労可能年数
③ 年金逸失利益
3 慰謝料
4 過失相殺
また、B加害者としての高齢者の場合には、責任論 責任能力、監督者の責任についての説明がありました。
その中で、介護保険給付との関係が問題となった東京地裁平成26年11月27日判例について少し説明がありました。
この事案では、介護保険を被害者に支給した者が、代位取得をしたとして、請求をかけたという事案だったようです。
最近、介護保険給付との関係は損保の担当者から質問を受けることがあり、損益相殺を含めてもどのように考えるべきなのかが問題となります。そのうち整理された論文がどこから出てきたらいいなあと思います。
「田舎弁護士が書けって」 いや、そんな力ありません (*´ω`*)
【CRPS】 【MTBI】 【PTSD】 【RSD】 【TFCC損傷】 【ご相談】 【その他】 【むち打ち損傷】 【スキー・スノボー】 【交通事故相談センター】 【人身傷害補償特約】 【休業損害・逸失利益】 【保険金】 【共同不法行為】 【刑事事件】 【和解】 【弁護士費用特約】 【慰謝料】 【施術費】 【日本交通法学会】 【日本損害保険協会】 【日本賠償科学会】 【時効等】 【書籍】 【求償】 【物損】 【素因減額】 【線維筋痛症】 【耳の後遺障害】 【胸郭出口症候群】 【脊柱の変形】 【脳脊髄液漏出症】 【腱板断裂】 【自研センター】 【自賠法】 【自賠責等級より下がった裁判例】 【解決実績】 【逸失利益】 【運行起因性】 【過失相殺】 【遷延性意識障害】 【醜状痕】 【関節機能障害】 【非器質的精神障害】 【頸髄損傷】 【高次脳機能障害】 【高齢者】 ニュース 映画・テレビ
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