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書籍紹介(交通事故)

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【日本交通法学会】

2021年3月20日 (土)

【日本交通法学会】日本交通法学会・人身賠償補償研究会・「自賠責保険の近況」(国土交通省保障制度参事官室課長補佐)及び「債権法改正が損害賠償・保険実務に与える影響」(島寺基弁護士)(WEB会議)に出席しました

 昨日、日本交通法学会・人身賠償補償研究会・「自賠責保険の近況」(国土交通省保障制度参事官室課長補佐)及び「債権法改正が損害賠償・保険実務に与える影響」(島寺基弁護士)(WEB会議)に参加しました。

 「債権法改正が損害賠償・保険実務に与える影響」については、参考になりました。

 お話をきくと、深く分析されています。田舎弁護士の私とは違います。

 レジュメに沿って見ていきたいと思います。

 契約の締結・解除に関する改正点

 定型約款の定義

 定型約款=①定型取引において、②契約の内容とすることを目的として③その特定のモノにより準備された条項の総体

 定型取引=ある特定の者が不特定多数の者を相手方として行う取引であって、その内容の全部または一部が画一的であることがその双方にとって合理的だるもの

 ※企業保険の約款・特約は「定型約款」に該当するのか?

 ※無料の付帯サービスの利用規約は「定型約款」に含まれる?

 ※ウェブサイトのマイページ利用規約はどうか?

 定型約款に関するルール

 定型約款の合意(548条の2)

 ①定型約款を契約の内容とする旨の合意をしたとき

 ②定型約款を準備した者(定型約款準備者)があらかじめその定型約款を契約の内容とする旨を相手方に表示していたとき

 ※不当条項のルールと限定解釈の手法との関係

  「その定型取引の態様およびその実情ならびに取引上の社会通念に照らして信義則に反して相手方の利益を一方的に害するもの」

   ⇒合意しなかったものとみなす(or合理的な範囲内に限定解釈)

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(高松城)
 定型約款の表示(548条の3)
 
 定型取引合意の前または定型取引合意の後相当の期間内に相手方から請求があった場合には、遅滞なく、相当な方法でその定型約款の内容を示さなければならない。
 ※保険契約における「相当の期間内」の考え方
 ※1年更新の場合における更新時の表示義務
 ※契約後の開示請求に応じなかった場合の効果
 定型約款の変更(548条の4)
 「契約をした目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性、この条の規定により定型約款の変更をすることある旨の定めの有無およびその内容その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき」
 ※合理的変更が認められる場合の例
 
 ※損保会社も生保会社も約款に変更条項を設けなかった理由
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(松山城)
 解除に関するルール
 催告による解除(541条)
 「ただし、その期間を経過した時における債務の不履行がその契約および取引上の社会通念に照らして軽微であるときは、この限りでない」
 ※債務者の帰責事由は不要に(代理店委託契約書等への影響)
 
 ※保険料の口座振替の残高不足と「軽微」な不履行との関係
 催告によらない解除(542条)
 ※無催告解除特約の有効性(消費者法との関係)

 

 

2019年9月29日 (日)

【日本交通法学会】 日本交通法学会関西支部研究会が11月23日に開催されます。

 11月23日に日本交通法学会関西支部研究会が、大阪で開催されます。

 

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(大阪)
 テーマⅰは、大阪地裁民事第15部の古賀英武裁判官による「減収のない場合の逸失利益の実情」、テーマ2は、樫村志郎神戸大学大学院教授の「紛争の法社会学から見た交通現象」です。
 テーマ1は、関心ありますが、テーマ2は、なんだろう。。。。
 逆に、気になるな。

2019年5月 4日 (土)

【日本交通法学会】 2019年度定期総会(第50回)

 令和元年6月29日に、東京弁護士会館で、日本交通法学会の2019年度定期総会(第50回)が開催されます。

 テーマは、「監督義務者の責任とその保険対応」です。

 報告は、柴田龍立正大学准教授の「監督義務者の責任について」

     石田瞳高岡法科大学専任講師の「民法714条における監督義務の内容ー2016年3月1日最高裁判決」

     星野茂明治大学法学部准教授の「家族法の視点からみた監督義務者の責任について」

     池田裕輔東京海上日動火災保険課長の「監督義務者への保険対応」

  です。

  監督義務者については、田舎弁護士でも少し前に監督義務者に対して損害賠償請求をしたことがありますが、件数は多くないものの、5年に1回くらいは遭遇する相談です。

  ただ、6月は出張が多いので、いけないな~😵

2017年4月30日 (日)

【日本交通法学会】 日本交通法学会から、昨年のシンポジウムをまとめた冊子が送られてきました。

 10年程前から、田舎弁護士は、「日本交通法学会」の会員となっております。

 もちろん、交通事故事案を取扱いさせていただくに際して、最新の議論や我が国を代表する研究者や実務家の深遠な議論をきいて、さらに田舎弁護士の交通事故に関する知見を磨くためです。

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 昨年5月21日に、大阪にて、日本交通法学会が開催されたのですが、午後の部から学会に参加させていただいておりました。

 もう1年近く経つのですね。。。。

 シンポジウムは、

 自動車損害賠償保障法の60年と題して、

 報告1 立証趣旨 国土交通省大臣官房参事官の方の発表

 報告2 自然災害 大学教授の方の発表

 報告3 運行起因性 同 上

 でした。

 個別報告は、

 報告1 自動運転にまつわる法的課題 

 報告2 過失相殺基準の現状と課題

 でした。

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 その中で、過失相殺基準の生成と変遷は、余り知らなかったことから勉強になりました。

 昭和40年ころに、大阪地裁の舟本裁判官により、基準化に触れられた論文が発表され、

 昭和44年ころに、東京地裁の倉田裁判官により、倉田基準が公表され、

 昭和46年に、大阪地裁で基準が公表され、

 昭和48年に、京都地裁でも公表され、

 昭和50年に、別冊判タが公表され、以降、平成3年、平成9年、平成16年、平成26年と、版を重ねるに至っております。

 こんな歴史って、学会じゃないとわからないですよね (^-^;

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 これからも、田舎弁護士は、ご相談者様、ご依頼人様のために、研鑽を重ねてまいりますので、宜しくご指導のほどお願い申し上げます。

2017年1月20日 (金)

【日本交通法学会】 「損害賠償の調整」 交通法研究第44号

 日本交通法学会は、年に1回、シンポジウムを開催しております。

 シンポジウムでは、テーマは、「損害賠償の調整」、報告1は、石橋秀起先生による「過失相殺法理の今日的課題」、報告2は、永下泰之先生による「素因減額の本質と現状」、報告3は、前田太朗先生による「損益相殺的調整の現代的意義と課題」でした。

 個別報告は、報告1が、英米の定期金賠償について、報告2が、「運行によって」概念についてということでした。

 個別報告の、「運行によって」概念については、最近、議論がされることが少なくないので、整理した解説は理解に助かります。

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2016年5月24日 (火)

【日本交通法学会】 第47回定期総会 ~シンポジウム~

 午後からは、「自動車損害賠償保障法60年」というテーマでシンポジウムが開催されました。

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 第1は、国土交通省大臣官房参事官から、「立法趣旨」と題するテーマでのご講演がありました。

 自賠法3条関係の各条項のコンメンタール的なご講演でした。

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 第2は、駒澤大学の先生による「自然災害」というテーマでのご講演でした。

 自然災害が関係した場合の、運行供用者責任の裁判例についての解説でした。難しい場合が多いようです。。。

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 第3は、明治大学の先生による「運行起因性」というテーマでのご講演でした。自賠法3条の運行起因性の解釈についてのご講演です。

 それと、フォークリストの事案で、昭和63年6月16日の2つの最高裁判例、一方は運行起因性を認め、他方は運行起因性を否定したものについての解説でした。

 今後の検討課題として、「自動車固有の装置の利用のために自動車固有の装置ではないものが用いられた場合に、後者も固有装置に含めて考えることができるかについても、なお検討すべきであろう。今後、自動車のさらなる多様化・高機能化が予想される中で、たとえばスマートフォン連携自動車がスマートフォンの操作ミスで事故を起こした場合などで、一応問題となり得よう。」と指摘されています。




2016年5月23日 (月)

【日本交通法学会】 第47回定期総会 ~個別報告~

 先日、「JA共済連大阪センター」(新大阪)で、第47回日本交通法学会定期総会が開催されたために、参加いたしました。

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             (JA共済連大阪センター)

 前半は、個別報告で、トップバッターが、「自動運転にまつわる法的課題」というテーマでのご講演でした。

 自動運転といってもいろんなレベルがあるのですが、加速・操舵・制御全てをトライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しない状態であるレベル4の実現目標時期は、2020年代後半とされているので、もし実現するとすれば、そんなに遠くない未来のことです。   

 やはり米国が先行しており、米国の現状等について詳しい説明がありました。

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 後半は、「過失相殺基準の現状と課題」というテーマで、岸郁子弁護士が担当されました。

 まず、非常に勉強になったのは、現在の過失相殺基準ができあがるまでの生成と変遷について、時系列の形で、詳しい説明がありました。

 また、現在の過失相殺基準の問題点についても、いくつかの事例を念頭に、具体的な説明がありました。

 とはいえ、実際の実務では、過失相殺基準は、過失相殺を巡って対立があるときは、それを巡って当事者が対立することになります。とはいえ、この基準が規範化され、硬直的な判断につながっていることは、大きな問題とされているようです。

 難しい。。。。

 うまいものでも食べよう。

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                 (北新地・よし留め)


 

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