<(_ _)>

  • 弁護士ドットコム|無料法律相談・弁護士/法律事務所検索ポータル

書籍紹介(交通事故)

2018年4月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

【日本交通法学会】

2017年4月30日 (日)

【日本交通法学会】 日本交通法学会から、昨年のシンポジウムをまとめた冊子が送られてきました。

 10年程前から、田舎弁護士は、「日本交通法学会」の会員となっております。

 もちろん、交通事故事案を取扱いさせていただくに際して、最新の議論や我が国を代表する研究者や実務家の深遠な議論をきいて、さらに田舎弁護士の交通事故に関する知見を磨くためです。

 Kimg5812

 昨年5月21日に、大阪にて、日本交通法学会が開催されたのですが、午後の部から学会に参加させていただいておりました。

 もう1年近く経つのですね。。。。

 シンポジウムは、

 自動車損害賠償保障法の60年と題して、

 報告1 立証趣旨 国土交通省大臣官房参事官の方の発表

 報告2 自然災害 大学教授の方の発表

 報告3 運行起因性 同 上

 でした。

 個別報告は、

 報告1 自動運転にまつわる法的課題 

 報告2 過失相殺基準の現状と課題

 でした。

 Kimg5811
 その中で、過失相殺基準の生成と変遷は、余り知らなかったことから勉強になりました。

 昭和40年ころに、大阪地裁の舟本裁判官により、基準化に触れられた論文が発表され、

 昭和44年ころに、東京地裁の倉田裁判官により、倉田基準が公表され、

 昭和46年に、大阪地裁で基準が公表され、

 昭和48年に、京都地裁でも公表され、

 昭和50年に、別冊判タが公表され、以降、平成3年、平成9年、平成16年、平成26年と、版を重ねるに至っております。

 こんな歴史って、学会じゃないとわからないですよね (^-^;

 Kimg5736
 これからも、田舎弁護士は、ご相談者様、ご依頼人様のために、研鑽を重ねてまいりますので、宜しくご指導のほどお願い申し上げます。

2017年1月20日 (金)

【日本交通法学会】 「損害賠償の調整」 交通法研究第44号

 日本交通法学会は、年に1回、シンポジウムを開催しております。

 シンポジウムでは、テーマは、「損害賠償の調整」、報告1は、石橋秀起先生による「過失相殺法理の今日的課題」、報告2は、永下泰之先生による「素因減額の本質と現状」、報告3は、前田太朗先生による「損益相殺的調整の現代的意義と課題」でした。

 個別報告は、報告1が、英米の定期金賠償について、報告2が、「運行によって」概念についてということでした。

 個別報告の、「運行によって」概念については、最近、議論がされることが少なくないので、整理した解説は理解に助かります。

 Kimg4253

2016年5月24日 (火)

【日本交通法学会】 第47回定期総会 ~シンポジウム~

 午後からは、「自動車損害賠償保障法60年」というテーマでシンポジウムが開催されました。

 Kimg1910
 第1は、国土交通省大臣官房参事官から、「立法趣旨」と題するテーマでのご講演がありました。

 自賠法3条関係の各条項のコンメンタール的なご講演でした。

 Kimg1909
 第2は、駒澤大学の先生による「自然災害」というテーマでのご講演でした。

 自然災害が関係した場合の、運行供用者責任の裁判例についての解説でした。難しい場合が多いようです。。。

 Kimg1912

 第3は、明治大学の先生による「運行起因性」というテーマでのご講演でした。自賠法3条の運行起因性の解釈についてのご講演です。

 それと、フォークリストの事案で、昭和63年6月16日の2つの最高裁判例、一方は運行起因性を認め、他方は運行起因性を否定したものについての解説でした。

 今後の検討課題として、「自動車固有の装置の利用のために自動車固有の装置ではないものが用いられた場合に、後者も固有装置に含めて考えることができるかについても、なお検討すべきであろう。今後、自動車のさらなる多様化・高機能化が予想される中で、たとえばスマートフォン連携自動車がスマートフォンの操作ミスで事故を起こした場合などで、一応問題となり得よう。」と指摘されています。




2016年5月23日 (月)

【日本交通法学会】 第47回定期総会 ~個別報告~

 先日、「JA共済連大阪センター」(新大阪)で、第47回日本交通法学会定期総会が開催されたために、参加いたしました。

Kimg1907_2

             (JA共済連大阪センター)

 前半は、個別報告で、トップバッターが、「自動運転にまつわる法的課題」というテーマでのご講演でした。

 自動運転といってもいろんなレベルがあるのですが、加速・操舵・制御全てをトライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しない状態であるレベル4の実現目標時期は、2020年代後半とされているので、もし実現するとすれば、そんなに遠くない未来のことです。   

 やはり米国が先行しており、米国の現状等について詳しい説明がありました。

 Kimg1908_2

 後半は、「過失相殺基準の現状と課題」というテーマで、岸郁子弁護士が担当されました。

 まず、非常に勉強になったのは、現在の過失相殺基準ができあがるまでの生成と変遷について、時系列の形で、詳しい説明がありました。

 また、現在の過失相殺基準の問題点についても、いくつかの事例を念頭に、具体的な説明がありました。

 とはいえ、実際の実務では、過失相殺基準は、過失相殺を巡って対立があるときは、それを巡って当事者が対立することになります。とはいえ、この基準が規範化され、硬直的な判断につながっていることは、大きな問題とされているようです。

 難しい。。。。

 うまいものでも食べよう。

 Kimg1922              

                 (北新地・よし留め)