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書籍紹介(交通事故)

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2021年2月

2021年2月25日 (木)

【弁護士費用特約】 物損事案のみのご相談及びご依頼について

 物損事案「のみ」のご相談及びご依頼ですが、LAC経由或いはLAC基準でない損保・共済様の弁護士費用特約については、ご相談は受けておりますが、ご依頼事件としては原則としてお引き受けしておりません。 

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(今治・玉川・木地)
 当事務所のホームページにおいても、その旨を明記しております。よくある相談 その3をご覧下さい。
 当事務所のご利用にあたっては、弁護士費用特約を締結している損害保険会社及び共済が、LAC経由或いはLAC基準を準用されているのか、各自でご確認下さい。 
 

2021年2月19日 (金)

【頚髄損傷】 乗用車で交差点走行中に赤信号で進入してきた被告乗用車に衝突されて71歳女子主張の5級2号中心性脊髄損傷を否認し右上肢しびれの14級9号後遺障害を認定した事例

 自保ジャーナルNo2079号で紹介された名古屋地裁令和2年8月19日判決です。 

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(今治・千疋峠)
 青信号交差点を乗用車で走行中、赤信号で進入してきた被告乗用車に出合い頭衝突され、中心性脊髄損傷等の傷害を負い、自賠責非該当も、5級2号後遺障害を残したと主張する71歳女子原告の事案につき、
 ①本件事故当日に撮影された頭部CT、頚椎単純X線、頚椎CT、頚椎MRI検査において、明らかな外傷性の異常所見は認められず、他方、原告には、頚椎症、脊柱管狭窄症の既存障害があること、
 ②中心性頚髄損傷は、脊髄中心部にダメージが加わることによって頚椎部への錐体路が障害されて生じるものであり、運動麻痺は両側性であり、下肢に比較して上肢に著名となる病態であるところ、原告の症状は右上下肢に強く現れていること、
 ③原告の深部腱反射に一貫性が認められないこと
 に照らし、原告に中心性脊髄(頚髄)損傷が生じたとは認めるに足りないと中心性脊髄損傷を否定しました。
 件数は多くはありませんが、頚髄損傷ということで、四肢麻痺の主張をされる方がご相談にお見えになることもあります。自賠責非該当であり、ご本人は当然のことですが、納得されません。ただ、かなり明確な他覚的な所見が必要なところであり、14級であればともかく、ご相談者が望むような高度の後遺障害を獲得するのは至難の業です。
 本件も、14級の局部の神経症状は認定されています。
 
 

2021年2月12日 (金)

【書籍】 交通事故民事裁判例集第51巻索引・解説号

 交通事故民事裁判例集第50巻索引・解説号が届きました。 

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(鈍川・水力発電所)
 解説編に、7つの事例や論点が整理されていました。
 
 ① 独身男性の死亡逸失利益につき、将来の婚姻や扶養の可能性があるとして、生活費控除率を40%(通常は50%)と認めた事例
 
   ⇒ 被害者側で使えそうです。
 ② 窃取された車による事故につき保有者の責任を否定した事例
 ③ 被用者の使用者に対する損害賠償責任の範囲
   ⇒ これは会社の経営者や事故を起こした労働者から相談があることがあります。
 ④ 後遺障害にかかる損害の消滅時効の起算点につき、医師による症状固定診断時と裁判所認定の症状固定時が異なる場合に、前者を起算点とした事例
   ⇒ 被害者救済につながります
 ⑤ 車両保険金は物的損害全体を填補するものと解するのが相当であるとして、修理代のみならず休車損害に対する填補も認めた事例
   ⇒ 被害者救済につながります
 ⑥ 被保険者の暴行(プラスチック容器の投げつけ)の故意により傷害の結果が生じた場合に、故意免責条項の適用を認めなかった事例
 ⑦ レンタカーの同乗者が受傷し、レンタカー会社に損害賠償請求をした場合に、自賠法3条の「他人性」を求めた事例
 
  勉強になりますね💦

2021年2月11日 (木)

【むち打ち損傷】 非該当 ⇒ 14級9号  UP事案  東京地裁令和2年12月23日判決

 交通事故民事裁判例集第52巻第6号で紹介された東京地裁令和2年12月23日判決です。 

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(今治・鈍川渓谷)
 被害者の妻運転の普通乗用自動車が、加害者運転の普通乗用自動車に追突された事故により、助手席に同乗していた被害者(男・31歳・解体作業員)が頸部痛、腰部痛等の傷害を受けて約8か月後に症状固定に至った場合において、被害者に残存した腰痛や左下肢のしびれにつき、全国共済農業協同組合連合会で後遺障害非該当と認定されたものの、前記症状は、本件事故により生じた後、治療によりやや改善しえ残存したもので、医学的に説明可能なものであるとして、14級9号に該当すると認めました。
 事故から症状固定までの間に一貫して痛みやしびれを訴えていたということが重要視されたようです。
 また、判決は、本件事故によって生じたものと認められない左感音性難聴にかかる治療費につき、被害者が本件事故後に自覚した左耳の難聴が本件事故によって生じたものと考えてその診療・治療のために通院していたことから、MRI検査によつて本件事故によるものではないとの結果が出るまでの診察・治療費については、本件事故と相当因果関係があると認めるのが相当としました。
 この判例も、被害者のために使いやすい裁判例ですね。

2021年2月 1日 (月)

【むち打ち損傷】 クリープ現象でむち打ち!?

 希に、駐車場内等のクリープ現象等での衝突事故で、むち打ち損傷が生じたとして相談に来られる方がいます。 

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(皿ヶ嶺近く)
 自保ジャーナルNo2077号で紹介された大阪地裁令和2年5月28日判決です。
 軽度のむち打ち損傷が生じることまでは否定できないと思いますが、駐車場内で駐車区画からクリープ現象で後退してきた乗用車に衝突された43歳男子主張の頚椎捻挫は、事故から17日後の初診、神経学的所見や画像所見は認められないとして、受傷を否認しています。
 本件事故当時に頭や頸を車内にぶつけたという訴えもなく、衝突によりおしりが若干浮いた程度という説明もしており、さらに事故の後も予定どおり釣りにいっていること、仕事もしていること、病院にいったのも17日後であることなどから考えると、受傷自体に疑問が生じるものです。
 
 

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