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2019年11月 8日 (金)

【高次脳機能障害】 将来介護料

 自保ジャーナルNo2048号で紹介された大阪高裁平成25年8月10日判決です。 

Kimg1712
(姫路)
 平成25年8月10日、乗用車を運転して進行中、対向車線を越えてきたY運転の乗用車に正面衝突され、脳挫傷、外傷性くも膜下出血等の傷害を負い、自賠責2級1号高次脳機能障害の認定を受ける57歳男子Xの将来介護費用につき、
 Xらは、妻Vは、夫であるXとの同居を望んでおり、Xが65歳になり、介護保険を利用できるようになれば、職業介護人の世話を受けながら在宅介護を行う予定である旨主張するが、
 Xは、本件施設において安定した生活をしており、障害者支援施設である本件施設から退所を求められる具体的な見込みはないことに加え、
 Xは、本件事故後約3年4ケ月にわたり病院に入院し、平成28年12月27日にD病院を退院した同日に本件施設に入所し、その後約1年11か月にわたり本件施設で生活しているのであって、在宅介護の実績もないことに照らせば、在宅介護の蓋然性は認められないとして、
 Xは本件事故時に57歳であったことが認められ、同年齢男子の平均余命は25.70年である。そして、平成30年12月1日以降の1ケ月あたりの利用料については、障害者総合支援法に基づく介護給付費の支給が確実であるということができないことから、自己負担部分にとどまらない41万5529円として算定せざるを得ないが、このような将来介護費用が発生するのは、本件事故日から5年以上が経過した後であることに鑑み、上記将来介護費用を算定するについて使用するライプニッツ係数については、期間25年のライプニッツ係数14.0939から、期間5年のライプニッツ係数4.3294を差し引いた9.7645の数値を使用するのが妥当である。
 そうすると、平成30年12月1日以降の将来介護費用は、4868万9195円と認められると認定しました。

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