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2019年9月18日 (水)

【PTSD】 43歳男子9級主張のPTSDを他覚的所見のない頚部挫傷等にすぎないと否認し、事故と双極性感情障害Ⅱ型との因果関係も認められないとして、後遺障害の残存を否認した事例

 自保ジャーナルNo2045号で紹介された名古屋地裁平成30年12月5日判決です。

 

Kimg1467
(自研センター)
 PTSD及び双極性感情障害Ⅱ型の発症から9級10号の非器質性精神障害を残したと主張する事案につき、
 原告は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)及び双極性感情障害Ⅱ型との診断名で、平成26年3月8日からFメンタルクリニックに通院していたと認められる。
 しかし、一般的な診断基準であるDSM-5によれば、PTSDであると診断するためには、「実際にまたはあやうく死ぬ、重傷を負う、性的暴力を受ける出来事への(中略)暴露」が必要であるとされているところ、本件事故の態様は、生身であった原告に被告車が正面から衝突したというものではあるが、身体に生じた受傷自体は、他覚所見のない頚部挫傷にすぎず、重症には当たらないといわざるを得ないものである。そうすると、原告が本件事故により一定の心的外傷を負い、Fメンタルクリニックにおける診療が必要であったと認められるべきであるが、これを超えて、原告に後遺障害としてPTSDが残存したとまでは認められないというべきであると否認し、
 双極性感情障害Ⅱ型については、双極性感情障害Ⅱ型は心因性ではなく内因性の精神障害、すなわち遺伝や元来の素因による脳の機能障害であり、心因性の疾患のようにストレスに曝露されたことにより発症するものではないとの指摘もされているところであって、本件においては、本件事故から双極性感情障害Ⅱ型を発症する機序が明らかになつていないといわざるをえない等として、双極性感情Ⅱ型についても事故との相当因果関係を否認しました。

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