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2019年4月18日 (木)

【高次脳機能障害】 自賠責7級が、裁判したら、なんと非該当に。。。。トホホ

 自保ジャーナルNo2035号で紹介された名古屋高裁平成30年9月21日判決です。

 自賠責7級の高次脳機能障害が裁判した結果、非該当になってしまったというトホホ事案です。

 入院中からブログを更新して、最近の出来事を比較的詳細に記録していたこと等が不利に働いたという事案です。最近、SNSをされている方が多くて、しかも、非公開に設定していることから、プライベート情報が筒抜けということが増えております。筒抜けになっていい情報はいいのですが、男女の交際でしかもそれが不倫ということがあるので、注意が必要です。そういえば、最近、サービス業でスタッフが不適切動画を載せて会社が多大な迷惑をこうむることが増えていますね。SNSは、使い方を誤ると大変ですので、注意が必要です。田舎弁護士も、非公開設定でしているSNSを外部に公開されたことがあり、痛い目にあったことがあるので、非公開の範囲も注意する必要があります。

 閑話休題

 さて、自賠責7級4号高次脳機能障害について、裁判所は次のとおり述べます。

 自賠責認定の高次脳機能障害は、頭部外傷にかかる画像所見については、MRI検査で嗅覚障害の原因となる左嗅球付近の出血痕が認められたのみであり、そのほか異常所見は認められていない

 経時的なMRIの比較でも、脳の萎縮といった、びまん性脳損傷の所見も認められていない等から、

 画像所見では、外傷性高次脳機能障害の原因を示す所見が得られていないとし、

 意識障害については、本件事故直後ことJCSⅢであったが、30分程度の内にJCSⅠ~Ⅱに回復しており、事故から約39時間後にはクリアな状態に回復している。

 すなわち、Xの本件事故後の意識障害の程度は、一般に高次脳機能障害を残すとされる程度に達していないとして、

 Xの本件事故による意識障害の程度、推移は、高次脳機能障害の発症を裏付けるに十分なものでないし、自賠責保険の事前認定はその前提事実を誤って把握した可能性が否定できない。

 →約1億円の請求ですが、裁判所はわずか50万円のみを認めております。トホホの結果です。

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