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2019年4月 1日 (月)

【自賠責等級から下がった裁判例】 労災併合3級 = 自賠責併合3級 → 裁判 併合5級

 労災のみならず自賠責も3級認定だったら、通常、安心して、裁判ができると思いますが、さにあらず、裁判の結果、併合5級に下がってしまったトホホ事例です。
 
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 自賠責5級認定の高次脳機能障害について、裁判所は、
 D病院で行われたWAIS-Ⅲ及びリバーミード行動記憶検査の結果は、原告に高次脳機能障害が生じたことを裏付けるものとはいえず、同病院では高次脳機能障害は認められないと判断されていたこと、
 C医療センターの2回目の退院時の情報提供書においても、言語聴覚療養等の高次脳機能障害に対するリハビリは行われていないこと、
 同病院で行われたFIM評価においても、認知項目については、いずれの時点においても問題解決のみが6であり、その他の項目は7であったこと、
 D医師作成の後遺障害診断書にも、高次脳機能障害は記載されていないことからすると、
 本件事故により原告に高次機能障害が残存したこと自体は否定しえないものの、その程度は極めて軽微であって、それのみでは第12級かそれに満たない程度のものである
 自賠責7級認定の身体機能障害についても、
 原告は、D病院の2回目の退院時においてADLは自立レベルまで回復し、右上肢の巧緻性の低下からリハビリが継続されたものの、平成24年7月には半日程度の外出が可能となり、平成25年1月には職場復帰においても職種によって十分可能とかんがえられる水準まで回復しており、同年4月9日には右手で書字することも可能とされていることからすると、原告の右上下肢不全麻痺が軽度の片麻痺とまで評価することができるかどうかは疑問が残るところであり、原告の脳損傷による新体制機能障害の程度は、それのみでは第7級4号に満たない程度のものであるとして、
 右上下肢不全麻痺及び高次脳機能障害の後遺障害は、第7級4号に該当すると判断しました。 
 ★自賠責の等級よりもダウンすると、依頼を受けている弁護士は大変ですわい。
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