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書籍紹介(交通事故)

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2018年10月 1日 (月)

【素因減額】 58歳男子の頸髄損傷から既存障害7級加重の3級後遺障害を認め、脊柱管狭窄症から、後遺障害にも4割の素因減額を適用した事例 仙台高裁平成29年11月24日判決

 自保ジャーナルNo2022号で紹介された仙台高裁平成29年11月24日判決です。

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 自賠責7級4号認定の既存障害を有する58歳男子Xは、信号T字路交差点を乗用車で右折中、右側車道から直進してきたY乗用車に衝突され(第1事故)、頸髄損傷の傷害を負い、

 その後、歩道を超えて路外に転落し(第2事故)、自賠責3級3号認定の加重障害を残した事案での、

 Xの脊柱管狭窄による素因減額につき、

 実際の脊柱管狭窄の度合いを最も反映するMRI画像では、頸髄損傷を来したXのC5/6椎間には脊柱管前後径(5.1ミリメートル)が平均値(12ミリメートル)の半分以下という著しい脊柱管狭窄が認められており、その程度は通常の加齢性変化(老化現象)の程度を著しく越えるものといわざるを得ないこと、

 Xの頸髄損傷は骨傷なしに生じたものであるところ、脊柱管狭窄があるあめに頸髄に衝撃が加わり、非骨傷性の頸髄損傷が発生したものであり、脊柱管狭窄がなければ頸髄損傷が生じなかったことに照らすと、

 本件事故以前に脊柱管狭窄に対する治療措置が行われていたことを認めるに足りる証拠がないとしても、

 Xの頚部脊柱管狭窄は、損害の減額要素となる素因と評価するのが相当であるとして、素因減額4割を認定しました。

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