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書籍紹介(交通事故)

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2018年8月 7日 (火)

【高次脳機能障害】 自賠責7級認定から、裁判すると、9級に下がってしまったトホホ事例

 自保ジャーナルNo2018号で紹介された静岡地裁平成30年1月23日判決です。

 Kimg3619
 自賠責7級4号高次脳機能障害、同9級3号視野障害、同12級嗅覚障害等の併合6級認定の後遺障害を残す64歳男子原告の事案につき、

 原告は、現在まで約4年近くにわたり独り暮らしをしており、炊事・洗濯・掃除等の家事の他、買物、外食、目的地までのバスやタクシーの乗車、家賃、公共料金の支払など身の回りのことを全て自身で行って日常生活を送っていることが認められるのであるから、これは社会行動能力や意思疎通能力が失われていないことを裏付けるものであるとし、

 原告は、本件事故後にE会社に復帰し、高所での作業は止めているものの重機の塗装業に再度従事し、経営者と良好な関係を築き、他の従業員らとともに就労を継続していることが認められるから、 原告の作業負荷に対する持続性・持久力、社会行動能力及び意思疎通には特段問題がないというべきである

 さらに、原告は、通っているスポーツクラブのトレーニングマシンが故障した際に、自ら工具を持参して修理した旨申告しており、その申告内容が事実であるとすれば、原告の問題解決能力に特に問題が生じていない可能性が高い等から、

 本件事故により原告の上記4つの能力に特段問題が生じていないとして、

 原告の高次脳機能障害は、自賠責認定に係る後遺障害等級第7級4号と評価されるべきではなく、被告らの主張するとおり、第9級(10号)に該当するにとどまるというべきである。

 Kimg3595
 う~ん。不思議な裁判例です。スポーツジムのトレーニングマシーンが故障した際に、自ら工具を持参して修理した話を自ら申告しているんですよね。。。

 自賠責等級が裁判すれば等級が軽くなるというケースも散見されます。怖いですね 怖いですね

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