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書籍紹介(交通事故)

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2018年7月23日 (月)

【醜状痕】 52歳女子の自賠責12級認定の右下腿瘢痕は、痛みを伴うとして、労働能力喪失5%で逸失利益を認定した 金沢地裁平成29年1月20日判決

 原付自転車搭乗中、店舗駐車場内で被告乗用車に衝突され、右下肢瘢痕から自賠責12級認定を受け、労働能力喪失14%を主張する52歳有職主婦の事案です。

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 原告は、

 本件事故後に歩行時や長時間立っていると右下肢に痛みが生じるようになり、1人で買い出しに行くことがなくなり、洗濯物を干したり下ろしたりすることも途中で辛くなったら夫に頼んでおり、掃除も夫に頼んでいるといったように、家事労働を行うことができないわけではないが、一定の支障が生じる状態となり、症状固定日である平成25年4月16日以降も同様の症状が継続しているものと認められること、

 D医師が、原告について、右下腿に外傷後の瘢痕があり、外傷に伴う同部位の皮下脂肪層、真皮組織の欠損により脛骨近傍のわずかな刺激に対する痛み等が生じていると診断していること

 からすれば、原告には本件事故によって右下肢に痛み等の神経症状が残存することになったとし、

 原告においては、本件事故によって前記右下肢の外傷部分になんらかの刺激があった際に痛み等が生じることがあり、このことによって家事労働に一定の支障が生じているものと認められ、家事労働が勤務時間等に拘束されることなく比較的柔軟に従事しうる面があることを踏まえても、将来にわたって、その労働能力の5%を喪失したとして、原告には現在も痛みの原因等に照らし、原告の労働能力喪失期間は17年と認めると、センサス女性学歴計全年齢平均を基礎収入に17年間5%の労働能力喪失で後遺障害逸失利益を認定しました。

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